飯沼誠司さん・「意識できる」環境が、自分を変えた:スクスクのっぽくん

プロに聞く! 飯沼誠司プロフィール

1974年、東京都生まれ。大学時代にライフセービングに目覚め、卒業後には花形種目であるアイアンマンレースのワールドシリーズに日本代表として選出、日本人ライフセ-バーとしては初めてのプロ契約を果たす。以降、全日本選手権アイアンマンレースを5連覇するなど数々の偉業を達成。2006年からは「館山サーフクラブ」を自ら立ち上げ、水難救助の第一線で活躍している。

意識を変えるだけで自分が変わる

のっぽくん
なぜ食生活を管理できなかったんでしょうか?
飯沼さん
「母はそれまで通り食事をしっかり作ってくれていたんです。でも、練習が重なって疲れすぎてしまうと、渇いた喉を潤すためにたくさん水分を摂ろうとしますよね? その結果、おなかがいっぱいになってしまって、肝心な夕食が食べられなくなってしまうんですよ。それじゃ、体が痩せてしまうのも無理ありません。体づくりのことを考えると、練習後にご飯を食べないなんて、本当にもったいないことなんですけどね。 そのことに気付いたのは、大学に入って、ライフセービングをはじめたとき。海での練習はプールの練習とはまったく違うし、体力を使う分先輩たちがよくご飯を食べるんですよ(笑)。それを目の当たりにして、自分も負けないように一生懸命ご飯を食べていたら、1年間で10kgも体重が増えて。 でも、あるときたまたまプールで水泳のタイムを計ったら、高校時代の成績よりも断然数字が伸びていたんです(笑)。その瞬間、食べ物をしっかり意識するだけでこんなに違うんだって、びっくりしたのを今でも覚えていますよ。」
飯沼さん
のっぽくん
やはりスポーツを行う上で、「今やっていることがどんな影響を及ぼすのか」を考えるのは重要なんですね。
飯沼さん
「そういうことを自然と考えられるようになれば、体も確実に変化しますからね。そもそもライフセービングの海での練習は、自然を相手にする分プールにはない刺激もありましたから、本当に楽しかったんです。当然それだけモチベーションも高くなりますし、「もっと強い男になりたい」ということは常に考えていたような気がします。」

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