妊娠後の初診をするタイミングと検診内容:スクスクのっぽくん
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妊娠後の初診をするタイミングと検診内容

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妊娠・出産ガイド

初診のタイミングと診察内容

妊娠の兆候を感じた場合、最初から産婦人科を受診するのもひとつの手段です。しかし、妊婦健診は保険適用外で自費になるため、1回の受診で高額な料金を払うことになります。

そのため、まずは自分で妊娠検査薬を購入してチェックする方が、無駄を避けられる可能性があります。この点も踏まえたうえで受診の目安を考えてみましょう。

初診は早いほうがいい?

初診時に、どういう条件がそろえば、妊娠となるのでしょうか? 医師が重視するのは、赤ちゃんの心拍が確認できるかどうかです。子宮内に「胎嚢(たいのう)」と呼ばれる赤ちゃんが入る袋が確認できたとしても、その袋の中で赤ちゃんが生存していなければ妊娠成立とは判断されないのです。

妊娠検査薬の反応

妊娠検査薬は早すぎるタイミングで使用しても全く意味がありません。検査薬の反応がでるようになるのは、早くても妊娠4週目頃になります。検査薬を使う目安になるのは、生理が遅れて1週間頃から(妊娠5週目頃から)と覚えておきましょう。

赤ちゃんの心拍が確認されるのが、およそ6週目以降になります。妊娠検査薬で早くに陽性反応が出たからといって医療機関を受診しても、赤ちゃんの心拍が確認できなければ再度、診察にくるように言われることになります。

妊娠週数の計算

妊娠検査薬で陽性反応が出ても、まずは冷静になりましょう。妊娠週数は、ある程度自分で割り出すことができます。

まずは直近の最後の月経が始まった日付を思い出してください。これが妊娠週数のベースの基準になります。妊娠はこの月経開始日を0週0日と換算します。そして、7日を1週と計算するので、生理開始の7日後には妊娠1週0日と数えることになります。これを参考に、最終月経初日から計算すると、現在の妊娠週数がわかります。

受診の理想的な週数

妊娠の初診が、赤ちゃんの心拍が確認できる頃がよいとお伝えしましたが、その時期とは何週目のことを言うのでしょうか。初期の妊娠経過は以下の通りになります。

・0週目:月経中
・2週目:排卵→受精→細胞分裂
・3週目:子宮内に到達、着床
・4週~5週目:胎のうの確認
・5週~6週目:胎芽の確認
・6週~7週目:心拍の確認

これを踏まえると、妊娠6週~7週頃に受診をすれば、赤ちゃんの心拍確認がとれる確率が高くなります。そのため、初診は心拍確認ができる時期、6週目~7週目あたりに行くのが理想的です。

妊娠が確定されれば、役所で母子手帳を発行してもらうことができます。その際に妊婦健診の補助券などが発行されることが多いため、妊婦健診にかかる費用の負担が少なくて済むようになります。

初診の内容

初診の内容

妊娠判定のために初診で行くと、一般的には以下の内容を検査することになります。

・尿検査、血圧測定、体重測定
 ※この3点は妊婦健診の必須項目なので、毎回行うことになります
・身長測定
・問診
・内診
・妊娠反応検査(尿検査)
・血液検査(血液型、血清、血糖、B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒、風しんなど)

病産院によっては、以下の内容も検査します。

・経膣ないし経腹での超音波検査
・子宮頸がん検診(内診台で細胞採取)
・性器クラミジア検査(内診台で細胞採取)
・腹囲などの簡単な計測
・むくみの有無の確認(触診)

妊娠検査では、はじめに問診や身長・体重測定、血液検査や尿検査などが行われます。メインの妊娠検査は、市販の妊娠検査薬と同じように尿検査にて行います。血液検査では、貧血や感染症などの確認をします。

問診の内容は、最終月経の開始日、月経の周期、妊娠・出産経験、流産・中絶経験などが問われます。特に最終月経開始日は忘れてしまうことが多いので、事前に確認しておきましょう。飲酒や喫煙などの生活習慣、アレルギーや持病についても聞かれることがあります。

内診は、医師が膣の中に指を入れて診察します。子宮の位置や大きさ、出血があるかなどを調べ、異常がないのかを確認します。膣内の分泌物を採取し、感染症のおそれがないかも確認されます。

費用

妊娠や出産は病気ではないので、初診の検査も健康保険が適用されません。したがって自費で妊娠判定を受けることになります。5000円前後~数万円まで病産院によって違いますので、事前に確認しておきましょう。母体や赤ちゃんに異常がある場合は、保険が適用される場合があります。

診察の必要性

医師の妊娠判定が必要なのには理由があります。それは、正常に妊娠できているかを判断するためです。自分で購入した妊娠検査薬では正常妊娠かどうかまでは分かりません。子宮外妊娠などの異常妊娠の場合も考えられます。異常を早期に確認しなければ、母体の命も危険にさらされる可能性があります。

ご自身の安心のためにも、しっかり診察を受けるようにしましょう。

【参考資料】「妊婦健診Q&A」厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/boshi-hoken13/dl/02.pdf

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