3歳児におすすめ!すくすくのためのトレーニング:スクスクのっぽくん
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3歳児におすすめ!すくすくのためのトレーニング

こんにちは、すくすくトレーニングの小澤です。今回の動画では、3歳児向けの運動をご紹介します。 3歳の頃にどういった運動を沢山するとより運動能力が高まるか、体の機能が高まっていくかをお話ししながら実践的な運動、遊びを紹介したいと思います。

力の調節、バランス感覚を鍛えよう!

まず3歳の頃にどういった運動能力が向上するかというと、力の調整の仕方やバランス感覚です。 3歳の時に子供たちの行動を見ていると、細い道やちょっと段差があるところを歩いたり、ボールを投げるということも少しずつ出来るようになってきます。

ボールを持って投げるとしたら全部全力で投げてしまうなど、とにかく力の調整等がうまくいかないのが2歳までの運動になります。

3歳以降になってくると少しずつ自分の体をうまく他と合わせる、同調させるという能力が、ぐーんと伸びてくる時期になりますので、この力の調整をしっかりおこなうトレーニングを行ってあげましょう。

日常のちょっとした段差や平均台などは、少し危険ではあるのですが、挑戦させてどんどん体に身に付けていかないと逆に大きくなったときにバランスが悪くなってしまいかねません。

それは大きな怪我に繋がってしまいますので、この頃に見守りながら運動させてあげられると良いと思います。

安全対策としては、少し下を柔らかくしてあげたりとか危険な場所を選ばないで平均台に乗ったりとか、そういった事をしていくことをおすすめします。

実践!家でも出来るトレーニング

では、家でも出来る実践的なトレーニングを紹介したいと思います。これは力を調節するという事に役立つトレーニングです。

例えばボールなどを使ってあげます。ボールを投げる、取るという行為は力の調整というのが必要な運動になりますので、3歳児のお子様におすすめです。

具体的なやり方

⑴ボールを自分が思った距離の所まで投げる練習をしよう!

例えばマスが付いている床などがある場合は、3つ目の黄色いマスに投げるといった練習です。

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このように目標を決めて投げさせてみましょう。

そこから少しずつ距離を離していくと、どんどんボールを投げる事による力加減を掴んでいく練習をしていく事が出来ます。 マスがない場合は、お父さんお母さんが目印を作っといてあげて、そこに少しずつ距離を伸ばしていってボールを入れるというような練習が有効です。

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目印をわかりやすくつくってあげましょう。

⑵ボールを取る練習をしよう!

そして今度は、ボールを取る練習になります。少し重めのボールを使ってあげるのがポイントです。 重いボールをキャッチする時は、体が突っ張ったまんまで取ってしまうと、ボールをはじいてしまい上手く取れないケースが多いです。

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これはNG。ボールをはじいてしまいます。

そこで、重いボールを取るという練習を子供に何度もさせてみると、だんだんコツを掴み始めます。 そのコツというのが膝を使ったりとか重さを吸収するという動きです。

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膝を使えるようになると、重さをしっかりと吸収しながらボールを取ることができます。

これは、子供にどんどんやらしてあげると自然に身に着く動きですので、特に大人が教える必要がまったくありません。

⑶ジャンプを身につけよう!

そして3つ目は、「投げる」「取る」に合わせて「ジャンプ」です。「ジャンプ」には、2つの要素が必要になります。

1つ目の要素は、小さく飛ぶ、中くらいに飛ぶ、大きく飛ぶなど、目標通りに体を飛ばすということ。ジャンプして距離を伸ばすという事が、まず力の調整のトレーニングになります。 

  

そしてもう1つの要素が、着地するという事。体をバネのようにして着地することは、重さを吸収するために必要な動きです。

これもバランスを身につけるのに効果的です。

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ジャンプは力の調整の仕方、重さを吸収する仕方を身につけられます

目標を決めて飛ぶ、小さく飛ぶ、大きく飛ぶ、円を書いてあげてそこにジャンプして止まる、というような練習をどんどん繰り返していってあげると力の調整の仕方が凄く身に付いてきます。

まとめ

距離をしっかり見出していくような運動を子供のうちにやっておくと、体全身の力の調整というのが上手く出来るようになっていきます。

これは、運動の中では凄く重要な要素ですので、3歳の幼児期に少しずつトレーニングしていくことをおすすめします。

是非試してみてください。

何か分からないことやお悩み、ご質問があれば下記までお問合せください!

contact@suku-training.jp

※本コーナーは医師、管理栄養士、保育士など各分野の専門家に監修をいただいております。ただし、幼児期の発達・発育状態、心理状態には個人差がございますので、全てのお子様への該当を保証するものではございません。

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