佐々木主浩プロフィール

夢に近づくために自分で決めた目標をクリアしていく

のっぽくん

野球教室で子供たちと接する機会も多い佐々木さんは、最近の子供たちをどう思っていますか？

佐々木さん

「野球教室の質問コーナーでは「速いボールを投げたい」「変化球はどうやって投げるんですか」ばかり。僕はそんなテクニカルな質問には一切答えません。「ご飯を食べて、しっかり寝て、運動していけば、いつかできるよ」とだけ（笑）。技術的なことは知りたがるけれども「夢は何？」と聞いても答えない。」

のっぽくん

夢を持つことのほうが大事だということですね。

佐々木さん

「「野球選手になる」「パイロットになりたい」など、なんでもいい。その夢を叶えるために、何をすればいいかはじめて目標が定まります。たとえば野球選手になるためには「素振り100回」など。それをひとつ達成すれば、次の目標を目指す。その目標をどんどんクリアしていくことによって、夢は近づいていくんです。」

のっぽくん

目標と夢は違うわけですね。

佐々木さん

「未来は「ある」ものではなく「創り出す」もの。同じように夢は、目標をクリアしてはじめて近づいてくるもの。止まっていたら、夢は、叶えられません。」

のっぽくん

目標を掲げるときは、どんな点に気をつけたらいいですか？

佐々木さん

「目標はきるだけ手の届きそうなところに置いた方がいいでしょう。そして、どんな小さい目標でも、自分で考え、導き出すこと。人に決められた目標では努力せずに終わってしまいます。」

のっぽくん

そんな佐々木さんの夢は「スポーツ選手を育てること」だそうですね。

佐々木さん

「今は、そのために違う競技の一流選手の考え方などを吸収して勉強しているところです。」