グラフィックデザイナー・長友啓典さんへのインタビュー#4:スクスクのっぽくん

プロに聞く! 長友啓典プロフィール

1939年大阪生まれ。 1964年桑沢デザイン研究所卒業後、日本デザインセンターを経て、1969年にイラストレーターの黒田征太郎氏と「K2」を設立。 雑誌、書籍、各種広告、企業CI、及びイベント会場構成のアートディレクションを手がけるほか、多数の小説に挿絵、エッセイ連載など、ジャンルを問わず幅広い分野で活躍中。 日本工学院専門学校グラフィックデザイン科顧問、東京造形大学客員教授。 『クリネタ』編集長、月刊『スッカラ』編集長。

礼儀や協調性

高校時代は名門・大阪府立天王寺高校のラグビー部に所属し、花園に出場した過去を持つ長友さん。その経験から、子供にはチームスポーツをすすめているそうです。

長友啓典

「子供の頃からラグビーや野球等などのチームスポーツをやっていると、礼儀や協調性が自然と身につくし、社会人になると、その経験がとても生かされてくるんですよ。
例えばデザイナーという職業って特殊でも何でもなくて、他の仕事と同様、一般常識がないと生き残ってはいけません。
なかでも挨拶や礼儀というのはとても大事。でも、今の時代、学校で礼儀を厳しく教えることが難しいのかな。礼儀を知らない若者が、そのまま社会人になってしまった、なんて話もたまに聞きますが、でもね、それではだめなんです。
礼儀を知らないヤツなんかに仕事を頼もうなんて絶対に思わないでしょ? だからK2(長友さんのデザイン事務所)では、新人の子にはお茶汲みから教えるんです。デザインを教えても、一般常識がなかったらどこに行っても一人前に扱ってもらえないですから。」

「それと協調性。これも仕事をしている以上、とても大切なことです。例えばデザインって個人個人の力でやっているように見えるけど、実はチームで作り上げていくもの。自分の持ち分と周囲の状況を把握していないと、仕事を回していけないんですね。これはどんな職業でも言えることなんじゃないかな。だから協調性を身につけていないと、世の中を渡っていけないと思います。」

長友啓典
K2のロゴの下にはなんともユニークな
ウサギ(?)の絵がありました

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