このコーナーではすくすくのっぽくんと出会ってから、睡眠・運動・栄養のバランスを常にこころがけ、実際にスクスクと成長されているお子さん100人を少しずつご紹介していきます。
子育てで大切にしていること
教勢が生まれたときに決めたことは、「親の都合で子供のやりたいことを諦めさせることだけはやめよう。」「将来、本人のなりたい職業を自由に選べるに足る学力をつけてあげよう。」の二点のみでした。後は、成長とともに子供が興味を持つ世界を一緒に共有させてもらえたら幸せだな、というくらいです。
自分がされたり、言われたりして嫌なことは人にもしない
心の成長については、物心つく頃からは、なるべく自分のことは自分で決めさせました。「こうしなさい。」より「どうしたい?」「どう思うの?」と聞くようにしていました。一人っ子で兄弟喧嘩の経験もなかったので、小さいころは同世代のお子さんとコミュニケーションがとれるようになるべく本人にわかりやすい言葉でお友達との関わり方の話をしました。成長するにつれて言い方や表現は変わりましたが、終始一貫して言い続けているのは「自分がされたり、言われたりして嫌なことは人にもしない。」ということです。
「この子の親になれて幸せ」だという気持ちを忘れずに
子を持つ親なら誰しも思うことですが、幼い頃は、どこに行くのも後を付いてきたり、差し出した手に全幅の信頼をよせて握り返したりしたときが、ただただ幸せでした。だんだん自我が出てきて思うような子育てができず、悩んだり落ち込んだりしても、一晩経つと、また朝にはいつもの笑顔を向けてくることに「母親って毎日敗者復活戦があって幸せだな」と。でも、それに甘えずに良いときだけでなくどんな時でも、この子の親になったからこそ経験できたことだと思って、「この子の親になれて幸せ」だという気持ちを忘れずにいようと思っています。日々他愛のない日常の話を息子から聞いていると、なんとなく今、どんな友達がいてどんなことに興味があるのかが知れて、できることも増えて成長を感じることができるのも喜びです。