小錦八十吉プロフィール
1963年ハワイのオアフ島で生まれる。1982年に現在の東関親方にスカウトされ高砂部屋に入門。87年には大関に昇進し、89年には幕内初優勝を飾る。97年に引退。その後は歌手・タレントとして幅広く活躍中!
自分で選んだ世界だから、苦労を苦労とは思わなかった
- のっぽくん
- 小錦さんはどうしてお相撲さんになったのですか?
- 小錦さん
- 「たまたまスカウトされたの! はじめはよく知らないから断ったんだけど、ゆっくり話してみたら親方がいい人で、興味を持ったんだ。 航空券から住む場所や食事まで、全部用意してくれるっていうから悪い話じゃないなと。 両親に金銭面の負担をかけながらやりたいことを目指すより、きっぱりお相撲さんになって親に楽をさせてあげたいと思ったんだ。」
- のっぽくん
- 来日されて苦労されたことは?
- 小錦さん
- 「苦労を苦労と思わなかった。 厳しいことはいっぱいあったよ。でも苦労とは意味が違う。自分で選んだ世界だから、苦労しなくちゃいけないのは当たり前なんだよ。 あと全然知らない世界に飛び込んだわけで、生活や言葉など、何から何まで物珍しいし、慣れない生活をこなすのに一生懸命で、苦労かどうかなんてよくわからなかった。最初は言葉もわからないしね。 一番の苦労というなら、家から離れてしまったことかな。 『今頃、みんなで遊んでいるんだろうな』『今日は誰かの誕生日パーティーだなぁ』なんて思い出すと精神的に辛かったけど…。 それ以外は新しい生活をこなすことで精一杯だったよ!」
インタビュー目次
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