クルミとリスのお話:身長を伸ばそう!スクスクのっぽくん通信簿

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【スクスクのっぽくん通信簿】vol.370/現在の読者数13,630人
スクスクのっぽくん通信簿
1時間目
担任のつぶやき
クルミとリスのお話
2時間目
お子様の成長に役立つ!
「のっぽくんQ&A」
身長は何歳まで伸びるのですか?
2.5時間目
すくトレワンポイントレッスン
No.74「クマさん」
3時間目
プロフェッショナルに聞く!
“生きる力”の育て方
音楽家 青島広志先生:第3回
子どもの心の成長と音楽~その2~
「クルミとリスのお話」 %val:usr:name%さん、こんにちは!
スクスクのっぽくんです。


Photo by azzuriceo
最近、「COP10」という会議のニュースをよく目にします。
生物の多様性を守るために、愛知県で開かれている会議です。

つい先日、知床で、エゾジカの異常な増殖と、それによる被害を目の当たりにしてきましたので、本当に深刻な問題だと思っているのですが、いろいろな人や国の利害が関係してきますので、なかなか一筋縄にはいかない問題だと思います。

そんな中、ある方から興味深いお話をお伺いしました。

「クルミ」と「リス」のお話です。

クルミは、元来、水際で細々と生息していた植物だそうすが、北米などでは、見渡す限りの広大なクルミの森が数多く存在するそうです。

川に実を流してしか繁殖できなかったクルミですが、どうして爆発的に繁殖することが可能になったのか。

実は「リス」さんに協力してもらったからだそうなんです。

リスは、冬に備えてせっせと大量のクルミを土の中に埋め、冬の間は、埋めたクルミを掘り起こして厳しい冬を乗り越えます。

ある機関が、リスがクルミを100個埋めたとき、何個掘り起こすのかを調べたそうです。

その結果は、97個。

つまり、全てのリスが、100個に3個の割合で地中にクルミを残す習性を持っているということが分かったそうなんです。

地中に残されたクルミが育ち、またリスが種を植える、その繰り返しによって、広大なクルミの森ができあがったとのこと。

クルミにとっては、栄養をたっぷり含んだ実をリスに提供する代わりに、ちょっとだけ、子孫繁栄を手伝ってね♪という感じでしょうか。

イチョウのように毒を含ませて、実を食べられないようにする種もありますが、クルミは協力してもらえるリスだけが食べられる硬い殻を選んだのかもしれないと考えると、長い年月をかけて、種が生き残れるように適応していく自然って、本当にすごいですね。

冒頭に戻ると、生物の環境を守ろうと一口で言っても、今まで生物環境を壊しながら発展してきた先進国(日本も含め)と、これから発展を遂げようとする国々の思惑が食い違うのは当然かもしれません。

ただ、本当に人間が生き残り、永く繁栄する方法を考えた時、

“まずは周りに利益を与えてから、自分の利益を得る”

そんなクルミ的な考え方が、とても重要になってくるんじゃないかと思います。

スクスクのっぽくん 担任より

「身長は何歳まで伸びるのですか?」 身長が伸びるということは、骨が伸びるということです。

骨の両端にある、骨端線という軟骨の部分が膨張することによって身長は伸びるのですが、男の子は15~18歳、女の子は13~16歳くらいで思春期を終え、骨端線が閉じてしまいます。

骨端線が完全に骨化してしまうと、基本的には身長が伸びることはありません。
(姿勢を矯正したり、O脚を改善したりすることで、物理的に身長が伸びることはありますが。)

ただし、20歳になってもまだ骨端線が固まらず、身長が伸びる人もいらっしゃいますので、一概には言えません。

基本的には、グンと身長が伸びる思春期を迎える時期によって、身長の差がつきます。
思春期を迎えるのが遅ければ、一時的には平均より下回りますが、最終的に高くなる可能性が大きいです。

骨端線が成長する要素としてはいくつかありますが、最も重要な要素は、成長ホルモンを分泌させる深い睡眠、タンパク質、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などの栄養素、骨端線に適度な刺激を与える運動、親や周りから受ける愛情などです。また、ストレスやフラストレーションをためない生活を送ることも重要です。

また、

・姿勢をよくする
・朝早く起き、夜は早く寝る
・毎朝、朝ごはんをしっかり食べる

などといった生活習慣を見直していくことも大切です。
身長が伸びる時期に、できるだけ伸びやすい環境を整えて下さい。

普段の食事のプラスアルファとして、カルシウム・マグネシウム・亜鉛など、身長の伸びに必要な栄養素をバランスよく含んだカルシウムグミもお勧め致します。

No.74「クマさん」 前回の「カエルさん」と同様にとっても単純な動きですが、今回は特に左右の手足をバラバラに動かせるかがポイントになります。

慣れてきたら遠くに手をつけるか、より手の近くに足を持ってこられるか、ゆっくり動いてみたり速く動いてみたりと色々なバリエーションを試してみてくださいね。

今回のような動作は日常生活に置き換えると歩く、走る、階段を上る等など、意外とこのような動きは多いのですが、意識して行うと途端に出来なくなったりします。

スポーツにおいてもとっても重要な要素ですのでぜひトライしてみましょう。

そしてまたどんないきものが出てくるか楽しみにしていてくださいね♪

では、今回も張り切ってまいりましょう!!

秋も深まり、スポーツに芸術に楽しめる季節がやってきました。スクスクのっぽくんは、「子どもたちに心も体も大きく成長してもらいたい!」との願いをこめて、会員様にお送りしている情報誌、「スクスクのっぽくん通信」において、“芸術の秋”特集をお届け致しました。今回は、テレビ番組でもお馴染みの音楽家、青島広志先生に伺ったお話をお届け致します。

青島広志先生プロフィール
1955年生まれ。東京芸術大学大学院作曲科を首席で修了。作曲家として数多くの作品を残すほか、指揮、演出、ピアノ演奏などの分野でも活躍。イラストレーターとしても、音楽書の表紙や挿絵など多くの作品を手がける。テレビでは「世界一受けたい授業」などに講師として出演している。

「子どもの心の成長と音楽~その2~」 音楽を聴くことは、情操教育の面でも良いというお話でしたが、子どもには音楽を習わせた方がよいのでしょうか。

「私はね、必ずしも鍛えたり習わせる必要はないと思っています。習わせるということは、練習を強いることになりますから、音楽好きな子供でないとつらいだけです。音楽ができなくても人間性にはまったく関係ないと思うし、音楽だけが特別というわけではありません。習うよりもまず音楽に触れて、音楽を好きになってほしいですね。」

音楽に触れることには、どのような効果があるのでしょうか。


「まず、音楽に親しんでいると身の回りから聞こえてくる何気ない音に対してとても鋭敏になってきます。虫の音がとても綺麗とかね。そういった感覚ができてくる。それから、意外に思われるかもしれませんが、歴史や文学にも強くなってきます。
例えば物語りを持っている曲であれば、その大元の物語を知るために、色々な小説を読むことで文学に通じることになる。また、作曲家はベートーベンにしてもモーツァルトにしても皆その時代の文化人ですからね。人や時代を知るという意味では社会科にも強くなるでしょうね。」

音楽を入り口として、より広い世界に入って行けるということですね。

「そうです。音楽は他の芸術とのつながりがとてもあると思う。また、音楽を理解する人が増えることは、大きな意味で日本の文化を上げていく底力になると思います。音楽会なども演奏する人だけでなく聴きに来てくれる人がいなければ成立しないわけですからね。」

~つづく~

発行人:スクスクのっぽくん
(運営:有限会社ルーティ)
鎌田貴俊
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