鳥人間は青春:身長を伸ばそう!スクスクのっぽくん通信簿

スクスクのっぽくん通信簿

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【スクスクのっぽくん通信簿】vol.265/現在の読者数8,390人
スクスクのっぽくん通信簿
1時間目
担任のつぶやき
「鳥人間は青春」
2時間目
秋山先生の♪栄養マメ知識
「この時期、気になる食事の話」~食欲の秋、運動の秋~
3時間目
お子様の成長に役立つ!
「のっぽくんQ&A」
「ずっと寝ていれば、身長は伸びますか?」
4時間目
プロフェッショナルに聞く!
“生きる力”の育て方
ハーピスト・彩愛玲さん一家:第2回
「活発なようで、実は内気な幼少期」
「鳥人間は青春」 小さい頃から、鳥人間コンテストという番組が好きでした。

先日も、今年のコンテストの様子がテレビで放映された後、のっぽくんスタッフの間で話題になりました。

1年に1度限りの本番で、結果を残せて喜ぶチームもあれば、残念がるチームもありますが、最終的には、みんなで一緒に作り上げてきた感動を分かち合います。

見ていると、チームのみんなが少しずつ成長していく様子も垣間見れ、汗と涙の昔ながらの泥臭い「青春」を感じることができるような気がして嬉しくなります。

このコンテストの常連であり、日本記録を持っている日大理工学部・阿部研究室の特集記事を読んでビックリしたのですが、世界記録は、なんとマサチューセッツ工科大と米航空宇宙局が達成した11万5,110メートルだそうです。

115kmを、3時間以上、ペダルの力だけで飛んでいると考えると信じられないくらい凄いですが、4万9,172メートルの日本記録を持っている日大も、現在、世界記録を抜くために新機種を作成中だそうです。

4時間以上の飛行を想定して、パイロットが脱水症状を起こさないように通風孔の開け方に工夫をこらしたり、「軽さ」と「強さ」という相矛盾する2つを両立させることに、10数人の学生たちが真剣に取り組む様が、その記事に描かれていて、なんだか羨ましくなりました。

人は、何かに集中してのめり込み、失敗と成功の経験を重ねることによって、飛躍的に成長すると思います。

それが、一人の力でなく、みんなの力を合わせて為されることにも大きな意味があるような気がします。

日大のメンバー達は、来年、日本海を舞台に世界記録挑戦するそうです。

達成できても、できなくても、メンバー達は大きなものを掴むことと思いますが、精一杯ベストを尽くして頑張って欲しいですね。

私自身も、何かに夢中になる熱い気持ちを、忘れたくないと思います。

スクスクのっぽくん 担任より
「この時期、気になる食事の話」
~食欲の秋、運動の秋~
日本には春夏秋冬があります。夏と冬はそれぞれいい季節ではありますが、暑がり、寒がりの方にはちょっと辛い季節ではないでしょうか?

春も桜や菜の花が咲き、木々の緑も増えていい季節ですが、ここ数十年は花粉症に悩まされる方も多く、せっかくのいい気候でも、外出を控える方も多いでしょう。

そう考えると、一番過しやすい季節は、この秋ではないでしょうか?

朝晩は少し寒くなってきましたが、晴れている日中では、まだ暑いと感じる日もあります。
こんな過しやすい時期にぜひ始めていただきたいのは運動です。

今年の四月からメタボ健診がスタートしました。
よく言われる「メタボ」とは、「メタボリックシンドローム」のことで、この状態を長く放置しておくと、動脈硬化を起こし心筋梗塞、脳梗塞を起こす可能性があります。

このメタボの原因は過剰な食事や嗜好品の摂取にあります。

もうひとつは運動不足です。
メタボは、運動で消費するエネルギーが食べ物から摂取するエネルギーを大幅に下回っていると起こります。

食事の制限も大切ですが、運動量を増やすことも大切です。
よく質問をいただくのは、どんな運動がいいのか、運動をする時間はいつがいいのかということです。

運動に関しては、まずはなるべく体を動かしていただきたいので、どんな運動でもいいです。
ご自宅でストレッチをするだけでもまったくしないよりは、意味があります。

運動と食事の時間帯ですが、できれば食後1時間後に運動されるといいでしょう。

食後すぐでは、食べ物を消化している胃に負担がかかります。
食後1時間後は、血液の中に栄養源であるブドウ糖がたくさん流れている時間です。

たくさん、栄養が流れているときに体を動かすことで、効率よくエネルギーを筋肉に取り込む作戦です。 

朝食前など、食事の前にウォーキングをされる方もいらっしゃいます。
一所懸命歩いても効果がでなかったときは、食後にしてみてください。

食事をする前に、運動量を多くすると、体として飢餓状態と勘違いすることもあるようです。
そうは言っても、食事の前しか運動ができない方はその時間に行うほうがいいので、朝食とまではいかなくても、消化の良いものを軽く食べてから運動をされたほうが効果があるかもしれません。

おいしいものを食べて、その分体を動かす。
そんな秋の過ごし方ができるとメタボなんて怖くないですね。

秋山里美プロフィール
管理栄養士 病態栄養専門師
数々の著書を執筆し、現在もセミナーや講演などで活躍中!

■ひとこと!
先日、クリニックで栄養相談をさせていただいたとき、ご主人に付き添って、奥様もいっしょにお話を聞いてくださいました。そして、もう1人。初めてです。赤ちゃん参加の栄養相談。40分泣かずに聞いていてくれてありがとう!
「ずっと寝ていれば、身長は伸びますか?」 「寝る子は育つ」とは言っても、ずっと寝ているのが良いわけではありません。

重要なのは生活習慣のメリハリです。

夜は早めに寝る、そして朝スッキリと起きて朝ごはんを食べる、日中はしっかりと活動する、というメリハリが成長ホルモンをきちんと分泌させることにつながります。

特に、幼児期のお子様で、昼寝を長くとってしまったり、中高生のお子様で、学校から帰ってすぐ疲れて仮眠をとってしまったりすると、本来なら寝ていなければいけない時間に眠れなくなってしまうといわれていますので、ご注意下さい。

また、休日だからといって遅くまで寝ていると生活のリズムが崩れてしまいます。

「規則正しく」が望ましいので、毎日継続してメリハリのある生活を心がけましょう。

オーケストラの中にあって、ハープはあまり前面に出ることはないが、一音奏でるだけで、オーケストラの色彩が変わるなくてはならない存在。

彩愛玲さんも、自分から主張する感じは受けないが、ハープの音色と同様、内側から自然とあふれ出る、優しく強い存在感を感じる。

彩愛玲さんは、ハーピストとして現在に至るまで、どのような成長を遂げてきたのか。また、ご家族にどのように育まれてきたのか。

父・隆一さん、母・純子さんを交えてお話を伺った。

彩 愛玲さんプロフィール
1979年7月18日生まれ。A型かに座。身長158cm。
東京都出身。
2002年国立音楽大学卒業。
2004年東京芸術大学別科修了。
大学在学中よりコンピュータ音楽に積極的に参加。国際コンピューター音楽会議、2002年スウェーデンでの国際コンピューター音楽会議に、さらに2004年6月には、ニューヨーク州立大学バッファロー校で行われた現代音楽フェスティバル「June in Buffalo」にソリ
ストとして出演。同年発刊の「Computer Music Journal」(マサチューセッツ工科大学発刊)付録DVDには演奏が収録されている。
一方、クラシック音楽では、気軽に楽しめるコンサートをモットーにお話を交えながら演奏するスタイルで聴き手との距離の近いコンサートを行っている。昨年7月より「ハープの小部屋」開催。篠崎史子氏に師事。
2007年10月24日にキングレコードよりアルバム「花一輪~彩愛玲ハープの世界~」発売。
現在、テレビCM、ラジオ出演などでも活躍中。
父・隆一さん 170cm
母・純子さん 157cm

「活発なようで、実は内気な幼少期」 現在、身長は158cm。
小さな頃はいつも真ん中くらいの身長。今よりずっとぽっちゃりしていた。

「幼稚園の頃は、小さくて少しぽっちゃりしていて、ベリーショートで、色が黒くて。
お兄ちゃんと同じ格好をしたくて、いつも男の子のような感じだったので、活発そうに見えるんですが、実は内気な子供でした」


スラリとした今の愛玲さんからは想像し難いが、中学1年のときに、グンと伸びる時期を迎えて細身になったという。成長期を支えた生活は、どのような状況だったのだろう。

「夜は7時半に寝て、朝は5時くらいに起きていましたので、TVが始まるときに流れる『ハト』の映像を一人で見ていました。(笑)とにかく、すごくよく寝る子でした。
食事も、嫌いなものはありませんので、何でもよく食べていました。
豚肉とゆで玉子に、八角を入れて醤油で煮込む料理があるんですが、これは彩家に伝わる伝統の台湾料理で、すごく大好きでした。
学校から帰ってくると、よく母と一緒にお菓子をつくったのですが、パンケーキやクッキーをつくるのがすごく楽しかったですね。料理も、よく手伝いをさせてくれたので、母が仕事を始めたときには、代わりにつくってあげたいと思ってやっていました」


睡眠に栄養、それに両親とのコミュニケーションを通じて愛情も、十分に受けて育ったようだ。
しかし、大の苦手だった運動はどのようにしていたのだろう。

「小学校の体育で、走ったりしますが、本当にどうやって走っていいのかわからないくらい、運動が苦手でした。水辺が好きだったので、水泳だけはやっていたんですが、背泳ぎをやりすぎて、のぼせて鼻血を出したりしていたので、ハード過ぎて小3で辞めてしまいました。(笑)
私は、音小(国立音大付属小学校)に通っていたのですが、当時は『体験学習』を重視する方針で、夏は海に行ったり、冬はスキーに行ったりさせてもらったので、運動嫌いな私でも自然と楽しんで体を動かすことができました」
運動は苦手だった愛玲さんだが、学校での環境にも恵まれ、みんなで楽しく、自然と体を動かす習慣が身についたようだ。

次に、その小学校時代から親しんだ音楽について、そしてピアノからハープへ転向する経緯について、ご紹介しよう。

~つづく~

発行人:スクスクのっぽくん
(運営:有限会社ルーティ)
鎌田貴俊
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