お弁当の日:身長を伸ばそう!スクスクのっぽくん通信簿

スクスクのっぽくん通信簿

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【スクスクのっぽくん通信簿】vol.246/現在の読者数7,837人
スクスクのっぽくん通信簿
1時間目
担任のつぶやき
「お弁当の日」
2時間目
秋山先生の♪栄養マメ知識
「旬の食材」
~じゃが芋~
3時間目
お子様の成長に役立つ!
「のっぽくんQ&A」
「小学生の息子は、食が細いのですが、身長の伸びには影響はありますか?」
4時間目
プロフェッショナルに聞く!
“生きる力”の育て方
「平成の三四郎・古賀稔彦」
第5回~お母さんによる手作りの料理~
「お弁当の日」 ゲストさん、こんにちは!
スクスクのっぽくんです。

小さい頃、よく母と一緒に料理をさせてもらいました。

焼きそば、お好み焼き、ドーナツ、アイスクリーム、などなど
兄弟4人みんなで、母と一緒に作ったのを覚えています。

母は、私たちが、どんなに汚しても、どんなに失敗しても、何も言わず好きなようにやらしてくれました。自分自身で作ったものを食べると、ちょっとくらい見た目は変でも、なんだか嬉しいものです。

だから今でも料理を作るのは、美味しい、美味しくないに関わらず、大好きな作業です。

今考えると、料理を通して、母と楽しい時間を過ごすことができましたし、自分達が食べているものは何からできているのか、その材料を使って何が作れるか、美味しく作るにはどうすればいいか、分担や段取りはどうすればいいか、想像力、判断力、チームワーク、知識量・・・・。

料理をすることで、本当にいろいろなことが養えるような気がします。

また、野菜、肉、魚、穀物などの材料が、どこでだれが作っているかということを教えることができるので、食物に対する感謝の念を持てる良い機会にもなります。

先日、「お弁当の日」を普及させようとしている助産師さんのお話を耳にしました。
週に1日でも、子供と親が一緒にお弁当を作り、翌日、子供は自分で作った弁当を食べようという活動です。

数多くの母親と接触してきて、コミュニケーション不足や、食事の大切さを認識していない母親が多いという現状から、まずは料理を通して何かが変わるきっかけになればと始められたそうです。

まさに求めていた活動です。

親子でお弁当を作って食べるという、とてもシンプルなことですが、子供にとってとても大きな意味を持つ出来事かもしれません。

お母さんにとっても食物や食事の大切さを再認識する良い機会になるかもしれません。
そして何よりも、親子の良いコミュニケーションの手段になれば良いと思います。
現代の忙しい毎日だからこそ、ちょっと時間をつくって、子供と一緒に料理を楽しむのも良いかもしれませんね。

とても充実した時間を過ごせますよ。
スクスクのっぽくん 担任より
「旬の食材」 ~じゃが芋~ 今週は旬の食材です。今回は「じゃが芋」です。じゃが芋は1年中出回っている野菜ですが、この時期は「新じゃが」がおいしい季節です。おやつにお菓子を食べるのもいいですが、この時期のおやつに新じゃが芋はいかがですか?

じゃが芋をレンジで数分加熱し、温かいうちに今は少々貴重ですが、バターをつけて、塩を振って食べるというおやつはいかがでしょうか?皮ごと食べられるので、食物繊維も多くとれそうですね。  じゃが芋は野菜ですが、レタスや人参の仲間というよりも、栄養価的には、ごはんやパンの仲間になる食材です。他のお野菜と同じようにビタミン類も含まれますが、糖質が多いという点では穀物類に近いです。

先程も少し触れましたが、じゃが芋にはビタミン類が含まれています。「畑のりんご」と言われるぐらい、ビタミンCも含まれています。通常、ビタミンCは熱に弱いビタミンなので、火を通してしまうと摂取できないのですが、じゃが芋の場合、でんぷん質がビタミンCを守ってくれているので、ゆでてもビタミンCが残っています。

果物や野菜で、皆さんがその品種まで覚えているものもいくつかあるでしょう。例えば、旬のある
いちごやぶどう、梨などは、その品種の名前も有名なものが多いです。 じゃが芋も、1年中出回っている野菜なのに、常に2種類はお店に置いてあります。その2種とは「メークイン」と「男爵」です。

メークインは、長細く表面が新じゃがのようにつるつるしています。食べるとねっとりした感じで、煮ても煮にくずれないタイプです。それに対して男爵は丸くて、わりと凹凸が大きいもので、食べるとホクホクしていて、煮崩れやすいタイプです。

この2種は料理によって使い分けるといいでしょう。煮崩れてほしくない煮物や炒め物にはメークインです。シチューなど、長時間に煮込むもので、じゃが芋の存在を残したいならメークインがおすすめです。みなさんも調理実習などで作ったことがあると思いますが、ゆで汁を捨てて、鍋ごと振って作る「粉ふき芋」は、男爵のように崩れるじゃが芋で作ります。肉じゃがも、少しじゃが芋が崩れたものがお好きならやはり男爵でしょう。 また、最近では男爵を改良してできた、栗にような黄色いキタアカリなど、いろいろな種類がでています。

秋山里美プロフィール
管理栄養士 病態栄養専門師
数々の著書を執筆し、現在もセミナーや講演などで活躍中!

■ひとこと!
だいぶ前、北海道に行ったときに、珍しくてスーパーで「キタアカリ」を購入しました。
それなのに、空港に行く電車の中に置き忘れてしまい、札幌まで戻ったという悲しい思い出があります。
「小学生の息子は、食が細いのですが、身長の伸びには影響はありますか?」 小学校の頃に食が細くてあまり食べられず、身長がなかなか伸びないうちに思春期を迎え、思春期にはある程度伸びても、最終的には身長が低いまま終わってしまうことは多くあります。

乳幼児と思春期にはさまれた小学生の時期は、身長の伸びがペースダウンします。

毎年5~6cmくらが伸びの目安です。乳幼児期や思春期に比べると年間の伸び率は下がりますが、この時期は最も期間が長いため、この間に着実に身長を伸ばしていけるかどうかも最終身長に大きな差をもたらします。

この時期はしっかりと食べて、タンパク質・カルシウムなどを多めにとることが大切です。

ただし、炭水化物や脂質を摂り過ぎると、太り過ぎることがあるので、注意して下さい。

十分なタンパク質・カルシウムを補充するために、普段の食事のプラスアルファとしてサプリメントなどを利用するのも一つの方法です。

また、この時期は、成長ホルモンの影響を最も受ける年齢でもあります。

栄養不足や睡眠不足などの生活の乱れ、ストレスによる情緒不安定などによって、成長ホルモンの分泌が妨げられてしまうこともありますので、バランスのとれた生活習慣を身につけて、着実に身長を伸ばしていって下さい。

左膝にケガを抱えながらもバルセロナオリンピックで金メダルを手にした姿は多くの人の心に残ったはずだ。あるいは、アテネオリンピックで日本代表チームにコーチとして加わり、金メダルをとった谷本歩美に抱きつかれていた姿を思い描く人も多いだろう。

「平成の三四郎」古賀稔彦さんのお話を今回から8回にわたって紹介します。

古賀稔彦さんプロフィール
1967年 佐賀県に生まれる
1980年 東京にある講堂学舎に入門
1987年 全日本選抜体重別選手権 一位(1992年までその座を守る)
1988年 ソウルオリンピック出場
1992年 バルセロナオリンピック 金メダル獲得
1996年 アトランタオリンピック 銀メダル獲得
2000年 現役引退。全日本柔道女子強化コーチに就任
2002年 「古賀塾」を開く。

現在は古賀塾塾長を勤める傍ら、全日本女子強化委員、東京オリンピック基本構想懇談会委員でも活動。また、IPU環太平洋大学体育学部体育学科、柔道部総監督としても活躍中。

「お母さんによる手作りの料理」 中学生になってからは東京にある講道学舎の寮で暮らすようになった古賀さんだが、ご両親のもとで暮らしていたころの食事をこんな風に表現してくれた。

「いま思えばお母さんの朝・昼・晩の手作りの料理が子供の成長期には全て合っていたんだなと感じます」

家の近所にあった神社の石段でトレーニングを終えた帰り道に、手造りの豆腐を売っている工場で豆腐を買うことがよくあった。

「トレーニングをしたあとってタンパク質が必要じゃないですか? だから、理想的な感じですよね」

食卓には豆腐のほかに魚・ご飯・みそ汁が並んでいた。また、春になればつくしを取って食べることもあったし、季節によってはセリも口にした。

母親がそれらを使って調理してくれるのだ。古賀さんの舌にはその味が今でも染みついている。だから、コンビニへ行けばどんな食べ物でも簡単に買えてしまう現状を憂い、手作りの料理の必要さを改めて感じている。

「手作りの料理では、子どものころに必要なものを必然と摂れると思っています」


コンビニなどで簡単に食事を済ませられるようになったこと以外に、古賀さんが危機感を覚えていることがある。それは、食事のメニューについての昨今の風潮だ。

「今は、子供に合わせるメニューが多いじゃないですか? でも昔は、お父さんがメインじゃないですか? そうなると肉ばかりじゃなくて、魚、刺身があったり、煮魚があったり、焼き魚があったり……。お父さんがメインの食事って、自然とカルシウムがとれる食事がメインになるんじゃないでしょうか」

このようにカルシウムの摂れる食事の大切さを語ってくれた古賀さんには、さらに食事の大切さを自然と子供が学べるようなアイデアを教えてくれた。次回は、その話をお伝えする。

~続く~

(文・三村祐輔)

発行人:スクスクのっぽくん
(運営:有限会社ルーティ)
鎌田貴俊
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