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感染拡大中!ヒトメタニューモウイルスに注意を

子どもの3大夏風邪といえば、手足口病・RSウイルス・ヘルパンギーナが有名ですが、最近ヒトメタニューモウイルスと呼ばれるウイルスの感染が急拡大しているのをご存知でしょうか。
そこで今回は、幼い子どもが感染しやすいヒトメタニューモウイルスについてご紹介します。

ヒトメタニューモウイルスとは

喘息を伴う気管支炎や肺炎の症状を引き起こすウイルスで2001年に発見された比較的新しい病気です。
主に1〜3歳の子どもがかかりやすいですが、大人も感染することがあるので注意しましょう。
症状の特徴としては、39度以上のインフルエンザのような高熱が続き、RSウイルスのような喘鳴(息を吐く時にヒューヒューする音)が見られます。
熱は4日程度続き、喘鳴も1週間前後続くため、コロナウイルスを疑われることもありますが、検査をすればウイルスの鑑別が可能です。
コロナの検査が陰性でも熱が続く場合は、念のため鑑別検査をしてもらうと良いでしょう。

他疾患の同時感染も

他の感染症同様、ヒトメタニューモウイルスに対する治療薬は開発されていないので、診断された場合は解熱剤などを使って対症療法をすることになります。
ただし、熱が4日以上続く場合は、同時に細菌に感染するケースもあるため注意が必要です。
肺炎や中耳炎を発症する可能性もあるので、早めに受診をして医師の指示通りに抗菌薬で治療をしましょう。
また、手足口病などの別の感染症にかかった後、続け様にヒトメタニューモウイルスに感染する例もあります。
発熱後などは子どもの体力も落ちているので、無理をさせない、そして、帰宅時や外出時の感染対策を徹底するようにしましょう。

基本の感染対策を

ヒトメタニューモウイルスもコロナや手足口病などと同じく、飛沫と接触により感染します。
この2年間はコロナの影響で自粛生活が続き、子ども達の体力が低下していたところに、人と接触する機会が急増したことにより、今まで息を潜めていたウイルス達が急激に感染を広げているのです。
重症化することは少ない感染症が多いですが、併発したり、合併症を引き起したりする可能性もあるため、引き続き基本的な感染予防をしっかり行いましょう。

参考URL

『ヨミドクター』https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20220912-OYTET50018/

『Meiji ファルマ』https://www.meiji-seika-pharma.co.jp/smartphone/hmpv/


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