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子どもの風邪対策には手指消毒剤が最適⁉︎

インフルエンザもようやく下火になりつつありますが、そうはいっても子どもは風邪を引きやすいものです。特に保育園など集団施設に通う子どもは、幼くて抵抗力も弱く、感染するとすぐに発熱してしまうこともしばしば。そんな中、スペインの研究により、手指消毒剤を用いた子どもの風邪対策が有効であるという報告がなされました。

日本では原則として手洗いを推奨

我が国の厚生労働省が発表している『保育所における感染症対策ガイドライン』では、乳幼児は特に飛沫感染や接触感染により風邪の元となる原因菌が移りやすい点を注意しています。そのため、飛沫感染に関してはマスクなどの対策を、そして、接触感染に関しては手洗いを励行するよう記載していますが、せっけんや洗剤については言及されていません。そのため、施設によって固形石鹸を用いたり液体洗剤や泡石鹸を用いたりするなど様々ですが、どうしても子ども同士の接触が避けられない保育園では1人が風邪をひくと瞬時に広まってしまうリスクが高いとされています。

手指消毒剤使用により罹患率と欠席率が低下

今回の研究ではスペインの24の保育園に通う0~3歳の小児911例を対象にして、①指導後にせっけんで手を洗う群②指導後に手指消毒剤を使用する群③指導なしで普段通りに手を洗う群の3グループに分け、2013年11月から8カ月追跡調査しました。その結果、②の手指消毒群では他のグループに比べて呼吸器感染症の罹患率が低く、さらには保育園の欠席率も低いことが判明しました。

正しい手指消毒が新しい風邪対策になる可能性も

今回の研究では手指消毒群でもせっけん使用群でも、試験前にワークショップを行い、正しい消毒方法について保育園スタッフや保護者などにもレクチャーを行なったようです。恐らく、こうした適正使用の情報共有も感染対策の1つとして重要だと言えるでしょう。そして、今後はせっけん等による手洗いだけでなく、医療機関のように手指消毒剤を用いた感染対策が保育園でも進められていくかもしれません。

参考URL

『メディカルトリビューン』https://medical-tribune.co.jp/news/2018/1011516580/

『厚生労働省』
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000201596.pdf


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