
朝ごはんを食べよう!
みなさんこんにちは!管理栄養士の磯村です。
4月になり、新学期が始まりましたね♪
ドキドキ、わくわく、様々な感情を経験している方も多いと思います。
体だけではなく心も元気な状態を保つために大切なこと、それが「朝ごはん」です。
今回は朝ごはんを食べるとどんな良いことがあるのかを簡単にご紹介します。
体内時計の秘密を知って快適な毎日を過ごそう♪
体内時計は2種類ある!?

私たちの体の中には毎日の生活リズムを作り出している体内時計が2種類あります。1つは脳の中にあり、司令塔のような役割をする「親時計」。もうひとつは内臓など体のあちこちにある「子時計」。しかし、この2つの体内時計は地球の24時間よりも少し長いリズムで毎日動いています。少しのズレも積み重なるとやがて大きなズレとなり、体調を崩しやすくなる、やる気が起きないといった体や心の不調の原因のひとつとなります。
体内時計のズレは毎日リセット!

ちょっとした「ズレ」は簡単にリセットをすることができます。 親時計をリセットするには朝起きたら太陽の光を浴びること! 光の刺激によって脳にある親時計がリセットされます。 曇りの日や雨の日など晴れている日に比べると光が弱い時でも大丈夫!まずは早起きをして朝の光を感じられる生活を心がけましょう。
朝ごはんを食べると嬉しい4つのこと

1. 頭と体にエネルギーを補給
寝ている間、私たちは何も食べません。しかし呼吸をしたり寝返りを打ったり、成長をするためにもエネルギーが必要です。そのため、朝起きたときにはエネルギーがとても少ない状態に。朝ごはんを食べて頭と体にエネルギーを補給することで1日を元気にスタートすることができます。
2. 体温アップで丈夫な体!
食事をすると体がぽかぽかしてきた、という経験はありませんか? 口から食べて胃に送られた食べ物は内臓がしっかりと動くことで消化・吸収されみなさんの体の栄養となります。体を動かす(筋肉を動かす)と熱が発生して体が温かくなるように、朝ごはんを食べて内臓がしっかりと動くことで体温もアップ!午前中の授業に集中できるほか、風邪に負けない体作りにも役立ちます。
3. 体内時計をリセットしてやる気アップ♪
朝ごはんを食べると内臓が動き出します。つまり朝ごはんを食べることは内臓への刺激となり、子時計に「今日も一日が始まったよ」という合図になります。これにより子時計はリセットされて気持ちよく1日が始められるのです。 朝食は飲み物だけでなく、ごはんやパン、果物などの固形物をよく噛んで食べるとよいでしょう。
4. 朝うんちで心も体もスッキリ!
朝ごはんを食べて内臓が刺激されることはスムーズな排便にもつながります。 朝は時間がない!とバタバタしてしまいがちですが、早寝をして睡眠時間を確保することで無理なく早起きができるようになります。早起きができると朝の時間が増え、朝ごはんを食べる時間やトイレタイムができます。朝ごはんを食べることができたら内臓が動き、家を出る前に排便をすることでおなかもスッキリ、1日を気持ちよく始めることができるのです。

スクスクのっぽくんでは、これまで「正しい生活習慣・食育・愛情」を大切にしながら「早寝早起き朝ごはん」運動の普及に取り組んできましたが、その活動が評価され、今回このような名誉ある賞をいただけたことを、大変嬉しく思います!
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