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思春期早発と身長

個人差はありますが、思春期(第二次性徴期)が訪れるのは、平均で男子が11歳半、女子が10歳で、この時期に身長も大きく伸びるのが特長です。

思春期は、子どもから大人へと変化していく時期。

初潮や乳房の変化、声変わりなど、心身ともに大きく変化していきますが、大人になるということは、骨が固まり、骨の成長が止まることも意味しています。

ただし、思春期の到来が、早くきてしまうと、十分に身長が伸びずに成人に達してしまう場合があります。

思春期の到来は、遺伝などの影響もあって、人為的に遅らせることは難しいのですが、生活習慣などにより、ある程度ならコントロールすることができます。

まず、女子の場合は特に、カロリーの摂り過ぎは思春期を早めます

小学生のときに、極端に太っている子どもなどは、そのときは身長は大きいかもしれませんが、早く身長の伸びが止まってしまう場合が多いです。

また、家庭内で夫婦喧嘩が多い場合などは、子どもが精神的に大人になろうとして、思春期が早く訪れる傾向にあります。その他には、食品などによる環境ホルモンの影響も考えられます。

幼少時から睡眠・栄養・運動といった生活習慣のバランスを改善し、身長が伸びる可能性を高めていきましょう。

逆に、思春期の発来が遅れていること、いわゆる、「おくて」ですね。 こちらは、最終的には正常身長に達します。

よく高校になって急に伸びたという人がいますが、それがこのタイプです。ただし、見分けることが難しいので、身長を伸ばす三大要素を良く読んでバランスの良い生活を心がけましょう。

現在のお子様の身長はいかがですか?
男子平均身長
女子平均身長

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骨端線とはなに?身長の伸びとどう関係する?

骨端線が伸びることで、身長は伸びていきます

子どもの身長はなぜ伸びるのでしょうか。おとなになると身長はなぜ伸びなくなるのでしょうか。 子どもの骨では骨端線と呼ばれる部分が長い骨 (腕や足など)の両端にあります。レントゲン写真では、堅い部分は白く、柔らかい部分は黒く写ります。黒く見える線状の骨端線といわれる部分は、柔らかい骨(軟骨)でできています。

骨端線の部分が伸びるから身長は伸びるのです。大人になると、骨端線の部分は堅い骨になってしまい骨は伸びなくなり、レントゲン写真には白く写ります。

平均的には、男子の場合16歳前後、女子の場合15歳前後で固まります。そうなると、身長が伸びることは基本的にありませんので、まだ固まる前に、出来るだけ伸びるように最善の対処をしてあげて下さい。

身長と成長軟骨

成長軟骨とは、いわゆる骨端線のことです。骨の両端にある軟骨部分なのですが、この軟骨部分、つまり骨端線が膨張することで、骨が大きくなり、結果的に身長が高くなるということになります。

骨端線は、平均的には男子の場合16歳前後、女子の場合15歳前後で固まります。そうなると、身長が伸びることは基本的にありませんので、まだ固まる前に、出来るだけ伸びるように最善の対処をしてあげて下さい。

女の子の身長の伸びのパターン

生まれてからの1年間で約25cm、1~2歳で約10cm、2~4歳は年間7~8cm伸びて、4歳ちょうどで約100cmになるのが、女の子の乳幼児期の一般的なパターンです。

女の子の場合、思春期の到来が10歳前後と、男の子より早く迎えます。思春期を迎えるまでは、年間5~7cmずつ伸び続け、徐々に身長の伸びが減っていきます。10歳前後は年間約5cm程度と、この間では一番伸びない時期を迎えます。

10歳あたりで思春期を迎えると、2年間は約7~8cmのペースで急激に伸び、その後の3年間は徐々に伸びが減っていき(約4cm→2cm→1cm)、15歳半前後で完全に身長の伸びが止まります。思春期のあいだの身長の伸びは、約22cm程度です。

年齢別の平均身長はこちらの表をご参考にして下さい。
https://www.suku-noppo.jp/data/average_height_girl.html

gumi_qa 子供が成長する時期は限られています
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男の子の身長の伸びのパターン

あくまでも一般的な値ですが、男の子の場合、生まれた直後の身長は約50cm。

まずはじめに、男の子の生まれた直後の身長は約50cmです。 生まれた身長とその後の身長の伸び方は、個人差があるので以下の説明は目安としてお考えください。元々小さく生まれたお子さんの場合は、成長がゆっくりのケースが殆どですのでこの限りではありません。

乳幼児期からの男の子の身長

一般的なパターンを見ていきましょう。生まれてからの1年間で約25cm、1~2歳で約10cm、2歳~4歳は年間7~8cm伸びて、4歳ちょうどで約100cmに成長します。

4歳から思春期を迎える頃(およそ11歳)までは、年間5~7cmづつ伸び続けます。その後は徐々に身長の伸び率が減っていきます。11歳前後になると年間約5cm程度の伸び具合です。この間では一番身長が伸びない時期を迎えます。

思春期の男の子の身長

11歳頃に思春期を迎えると、約2年間の間は8~9cmのペースで著しく身長が伸びます。 身長の伸びのピークを過ぎた頃からは、徐々に伸び率が低下を辿り(約4cm→2cm→1cm)、高校卒業時(17歳前後)には完全に身長の伸びが止まる場合が多いです。思春期とはいえ、ピークを過ぎると身長が伸びなくなるのが一般的なのです。

思春期の間の身長の伸びは、約25cm程度です。

ただ、この伸び率も参考程度に考えておいた方が良いでしょう。 思春期は身長が伸びやすい時期と共に身長の伸びを阻害する場合もあるからです。

なぜなら、この時期は精神的にも不安定なので「環境が変化した」「学校生活での出来事」「勉強や部活などの悩み」などのストレスを抱えやすいからです。

ストレスは、成長ホルモンの分泌を低下させてしまうので身長の伸びに影響を与えます。 過度なストレスは、もってのほかですので注意が必要です。

栄養・睡眠・運動も大切に

また、身長の伸びの可能性を高めるには、栄養・睡眠・運動の3つの要素も非常に重要です。 特に体がつくられる成長期においては、バランスの良い栄養が大切。 成長のための3大要素のページの成長と栄養の関係も、是非ご参照ください。

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また人によっては、17歳以降も身長が伸びることがあります。 年齢別の平均身長はこちらの表をご参考にしてください。

→子供の年齢別平均身長一覧

成長痛の症状とは?痛みを和らげる対処法は?

成長痛は、成長期に膝に痛みが生じる一過性の現象です。オスグッド・シュラッター病と同一視されることもありますが、厳密には別物です。

  1. 目次
  2. 1. 成長痛の症状とその特徴
  3. 2. 成長痛の痛みはどれくらい続くの?
  4. 3. 成長痛の発症時期
  5. 4. 成長痛の原因は?
  6. 5. 過度なスポーツが原因で発症する「オスグッド」
  7. 6. 成長痛を和らげる方法
  8. 7. 成長痛を乗り越えて、大切な成長期をスクスク元気に!
成長する子供

成長痛の症状とその特徴

「成長痛」は一般的に広く知られている症状名ですが、医学的に確かな定義は存在せず、成長期の子供に多くみられる骨や関節の痛みの俗称として使われています。

成長痛になると、子供は夜(特に寝ている時)突然「脚が痛い!」と言って膝のあたりを痛がったりつった感じを訴えます。

小さなお子さん(幼児)の場合は、その痛みから目を覚まして泣いてしまうこともあるでしょう。

成長痛は長時間続かず、さすったり抱っこをして落ち着かせたりすれば自然と治まるので、過度に心配する必要はありません。

レントゲンなどの検査をしても脚に炎症や怪我などの異常は見られず、皮膚や関節が赤くなったり腫れたりすることもありません。

痛みを訴えた翌日には飛んだり跳ねたりできる状態になります。

子供が脚に痛みを感じているようであれば、その痛みの症状の原因が成長痛なのかチェックしてみましょう。

主な成長痛の特徴

・夕方もしくは夜間から、膝や下肢部分を痛がる
・股関節を痛がる
・足のかかとや甲の部分を痛がる

成長痛を経験した子供の大半が、膝の痛みを訴えます。

子供が脚を痛がった場合、成長痛、怪我、もしくはなんらかの病気であるかの判別は難しいですが、成長痛の傾向を把握した上で、落ち着いて子供の様子をよく観察してあげてください。



成長痛の痛みはどれくらい続くの?

痛みの症状としては、「5分程の痛みがおさまったと思ったら数分後にまた痛みがやってくる」といった痛みの繰り返しが数時間の間に何度か起こるといったパターンが多いです。

長い痛みでも、せいぜい30分程度。個人差があるので中には1時間位の痛みを経験する子供もいるようですが、それでもその後は何事もなく痛みがおさまっていきます。

成長痛の発症時期

2歳頃の幼児期から、小学生低学年頃までの10〜20%の子供に発症します。

発症には個人差があり、思春期を迎えた高校生まで痛みが続くこともあります。

小さなお子さんの場合、うまく痛みを表現出来ずに保護者が気づけないこともあると思いますが、夜中に起きて泣くことがあったら成長痛が原因で泣いているケースもあるということを覚えておくと良いでしょう。

成長痛の原因は?

「成長痛」は「身体が急激な身長(=骨、骨端線)の伸びに耐え切れずに、周りの筋肉などが引っ張られて起こる痛み」と認識がされることが多いですが、一般的に痛みの原因は不明とされています。

甘えたい気持ちから痛みを強く訴えたり、ストレスなどの心理的なものや疲労、生活習慣を原因とする見解もありますが、それぞれのケースで状況が異なり、一概に原因をひとつに決めることは難しいようです。

また、成長痛は痛みが長く続かないため、その持続性の無さが、明確な原因を特定出来ないひとつの要因にもなっています。

過度なスポーツが原因で発症する「オスグッド」

オスグッド(正式名称:オスグッド・シュラッター)は、サッカーやバレーボール、バスケットボールなど膝の曲げ伸ばしが多いスポーツをし過ぎた際、その疲労から発症することの多いスポーツ障害のひとつです。

症状としては、膝を曲げると痛くなったり、膝のお皿の下が痛くなったりします。以下のような症状が出た場合、オスグッドの可能性が考えられます。

  • 走ると膝下に痛みが出る
  • 痛みで正座や屈伸が出来ない
  • 膝下が隆起している

主な原因としては、太ももの前と後ろについている筋肉の柔軟性が、太ももの骨の成長についていかないことが挙げられます。

オスグッド

成長痛と異なり、検査によって異常がきちんと確認出来ることが特徴で、活発に運動する子供に多く出ます。

オスグッドにかかった場合、発症後しばらくは治癒に向けてスポーツを控えることが良いとされています。

また肩の高さや背骨など、身体のバランスが崩れている状態だと膝に過剰なストレスが与えられ、痛みを増長させてしまいます。

痛みがなくなれば、スポーツを再開することが可能ですが、再発することも多いので、ストレッチや運動前後のアップやクールダウンで予防を心がけましょう。

成長痛を和らげる方法

成長痛の原因が精神的なものである場合、まずは子供の精神状態を落ち着けてあげることが大切です。

甘えたさや自己主張の発露等、成長段階における精神的な葛藤が痛みの原因であることが考えられるため、話をしっかりと聞いてあげたり、さすってあげたり、スキンシップや抱きしめてあげたりすることで、安心させてあげましょう。

一方、オスグッドが原因で痛みが出ている場合は、普段からの身体のバランスにも気をつけることで、痛みを軽減させることができます。

大腿四頭筋・大腿直筋・ハムストリング・足首などを上手にストレッチすることで、痛みを緩和させることが可能です。

痛みがどうしても和らがず常に同じ場所に痛みを訴えたりする場合は、他の病気の可能性も考えられるので、整形外科の受診も視野に入れましょう。

成長痛を乗り越えて、大切な成長期をスクスク元気に!

いかがでしたか? 多くの子供達が痛みを訴える成長痛は、一過性のものとはいえ保護者としては心配なものですが、正しい知識を元に対応すればむやみに心配する必要はありません。

健やかな成長を応援するためにも、日頃から身体のバランスや生活習慣、親子の関わりを常に見直すことでより良い成長環境を整えてあげたいものですね。

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関連コンテンツ:
オスグッドと身長:成長に関するのっぽくんQ&A

参考:
成長痛|大阪小児医会
「オスグッド病」|日本整形外科学会

身長が伸びやすい体重はありますか?

身長と体重は、バランスが重要です。

各年齢の身長に対する、平均体重を大きく上回ったり、下回ったりすると、身長の伸びに悪影響を及ぼす可能性はあります。

各年齢の平均体重はこちら

ただし、4~5歳までは、栄養状態が最も大切といわれています。

食が細く、体重が平均より下回っている場合には、食事の回数を増やすなど、なるべく多く食べさせてあげるようにして下さい。

6歳以上になると、逆に注意しなければいけないのは、太り過ぎると骨端線が固まる時期を早めてしまう可能性があります。

体調管理のためにも、なるべく太りすぎないように気をつけてあげてください。

毎日、運動をしっかりして、平均体重より少し上あたりを目指すのが、身長を伸ばす上では理想的ではないでしょうか。

身長が伸びる可能性

身長の伸びには、個人差があります。

下のページの表にあるように、一般的には男の子は11歳半、女の子は10歳前後で思春期を迎え、グンと伸びる時期がきます。

年齢別/男女の年間の成長率

ただし、思春期を迎える時期が早い子供と遅い子供がいらっしゃいます。

お子様は、「オクテ」といわれる、思春期を遅く迎えるタイプかもしれません。

思春期に入る前は、身長の伸びが少し悪くなることが多いので、まわりがどんどん伸びるときだけに身長にさらに差がついたりするのですが、最終的には後で追いつき、さらに高くなる可能性も大きくあります。

華奢で子供っぽい体つきであれば、骨年齢は実年齢より若く、今後伸びる可能性が大きいともいえるでしょう。

各年齢の平均身長と平均体重について

幼稚園・小学校・中学校・高校に通っている子供たちの全国の身長・体重・座高の男女別平均値について、文部科学省が行っている平成23年度の学校保健統計調査の結果を、下記のページでご紹介しています。
是非ご覧ください。

各年齢の平均身長と平均体重一覧

平均身長は、昔からどのように変わっている?

文部科学省が行っている学校保健統計調査の統計結果の遷移を、下記のページよりご覧ください。

世代別平均身長の推移

100年以上前の1901年と比較すると、男子は13.2cm、女子は11cmも高くなっています。

これらは栄養状況が劇的に改善されたことが大きな要因と考えられます。

逆に、2000年以降少し小さくなってしまっている原因は、睡眠・栄養・運動といった子供たちの生活習慣や状況が悪くなってしまっているからかもしれません。