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「夫婦喧嘩」は子供の成長を妨げてしまいますか?

夫婦喧嘩が多い場合、子供はストレスを感じてしまい「成長ホルモンの分泌」に影響を与えてしまう場合があります。

※成長ホルモンの分泌への影響については、こちらの記事もあわせてお読みください。
愛情に関するQ&A:子供への愛情と身長の関係


また、両親が争っている姿や環境は、お子様にとって「身の危険」や「不安因子」の感情を植え付け、その環境に対する防衛反応から、本能的に「早く大人になろう」としてしまう場合があります。

「早く大人になろう」と聞くと、成長に良いように思えてしまいますが、早く身長が伸び成長するのではなく「成長ホルモンの分泌」が悪くなり、「伸びる可能性」が阻害されたまま、骨の成長を握る「骨端線」が早く固まってしまい、結果「身長が伸びなくなってしまう」場合もあります。


結婚生活、または共同生活をすると、お互いの育ちの違い、考え方の違いなど様々な原因から夫婦喧嘩が避けられない場合もあります。

ただ、その場合でも子供の前での夫婦喧嘩は、なるべく避けるようにしてあげることが大切です。
「どうしても!」という場合は、夫婦喧嘩も、よく話し合ってお互いを思いやれるように「質」を変えてゆけると、自然に環境も変わってくると思います。


お子様は、親の微妙な顔色、声色、そして雰囲気までも、繊細に感じ取ります。
また、夫婦喧嘩が絶えない家庭内では、子供は常に親の顔色をうかがった状態となり、自己主張が苦手になったり、他者とのコミュニケーションがうまく取れなくなってしまうことも考えられます。

たとえ、親同士の意見がすれ違っていたとしても、その「思いやり」の心がお互いにあれば、子供はまたそれを見て学び、精神的な発達にも良い影響を与えるように変えることができるでしょう。

お子様の未来のために、時間がかかる場合もありますが、諦めず「お子様がスクスクと成長できる環境」を、夫婦で協力して愛情をもって作ってあげてください。

「身長」と「愛情遮断症候群」

近年「愛情遮断症候群(あいじょうしゃだんしょうこうぐん)」と呼ばれる子ども達が増え、社会的な問題となっています。

お子様がお母さまを中心とする「保護者からの愛情」を十分に感じられずに育ってしまい、「ストレス」、「精神不安」、そしてその結果として「身長や体重などの、身体的な発達」が遅れてしまう「愛情遮断症候群」と呼ばれる患者様が増えているのです。

身長の伸びと「愛情」には大きな関係があり、虐待など心理的な問題で「低身長」になってしまうことがあります。
患者様の中には「極端に身長の伸びが悪い」ことから、「虐待」が発見されるケースもありますが、このような場合は、一時親と引き離して、施設で保護が必要なケースもあります。
患者様によりそれぞれではありますが、保護されているときに「急に心身の成長がはじまる」ケースなど、心理的な環境変化によって、顕著な成長反応を示す場合も良くあります。


お子様の身長の伸びなどの身体的な成長は脳下垂体から分泌される成長ホルモンが司っています。この成長ホルモンは、睡眠中に分泌され、特に夜10時から2時頃に睡眠が最も深くなる時間帯に多く分泌されます。「寝る子は育つ」ということわざがありますが、先人の経験的知恵は素晴らしいもので、正常な成長のためには良質な睡眠が必要となるのです。

また、ストレスを多く感じると分泌が促されるステロイドホルモンは、成長ホルモンの分泌を抑制することが知られており、ストレスもお子様の成長に悪影響を及ぼすことがあります。

お子様が「心から安らいで生活できる環境」、そして「心からぐっすりと眠ることができる環境」かどうかをぜひ一度思い返してみましょう。


成長にとって理想的な環境のためには「愛情」が不可欠で、できるだけ親御さんが愛情をかけストレスのない「にこやかに生活できる環境」をお子様のために整えてあげる必要があります。

もし「愛情の表現」が難しいと感じる場合でも、ただお子様を「ぎゅっと抱きしめてあげるだけ」でも十分です。

スキンシップを伴う、大人による子供へのアタッチメント(愛着)行動による「お子様への愛情の伝わり方」は科学的にも有用性が証明されており、しっかりとその「愛情」はお子様に伝わります。

大切なお子様の身長をはじめとする成長の遅れ、また心身的な発達にも影響を与えてしまわない様、愛情は十分に与えてあげてください。もし、仮にお母さまが愛情を与える事が難しい場合は、お父さま、また親族、まわりの方々にも助けを求め、お子様の未来のために惜しみないサポートが大切です。

「愛情遮断症候群」と「身長」の関係は?

「愛情」が不足して育つと、子供の心に大きな傷を残すだけでなく、「身体発育」が遅れることが知られています。

お子様が「お母さまを中心とする保護者からの愛情」を十分に感じられずに育ってしまった場合、「ストレス」、「精神不安」から「身長や体重などの、身体的な発達の遅れ」、「成長の阻害」が起こる「愛情遮断症候群(あいじょうしゃだんしょうこうぐん)」に陥る可能性があるのです

「愛情遮断症候群」は、主に「乳幼児から6歳児くらい」のお子様に見られますが、常に強いストレスや不安を感じることによる「睡眠障害」、それに伴う「成長ホルモン」の分泌不足などを引き起こし、「身体の成長の遅れ」に繋がるケースがあります。

※こちらの記事もあわせてお読みください。
愛情に関するQ&A:子供への愛情と身長の関係


また、近年で特徴的なのは「特に親と離れ離れになる環境ではない」にも関わらず、 「母親の愛情」が欠乏した生活状況の結果、この「愛情遮断症候群」になってしまうお子様も増えてきているようです。

共働き家庭が半数以上を占めるようになった現代社会では、子育ての状況も大きく変わり「愛情をかけたくてもかけられない」という状況も中にはあるかと思います。

もちろん「愛情遮断症候群」と診断された場合は、引き続き、小児科医や保健師へご相談され、治療を行うことが大切ですが「ストレスが多い環境」、また「大きく愛情が不足した環境」で育った場合でも、そこから「ストレスがなるべく少ない環境」、そしてなによりも「しっかりとした愛情」をもって「再び愛情をかけて育ててあげる」ことは、愛情遮断症候群によって生じた様々な症状を改善し、「お子様の成長の遅れを取り戻すこと」に繋がります。

お子様の身長をはじめとする成長の遅れ、また心身的な発達にも影響を与えてしまわない様、愛情は十分に与えてあげてあげることが大切ですが、もし、仮にお母さまが十分な愛情を与える事が難しい場合、お父さま、また親族、まわりの方々にも助けを求め、お子様の未来のために惜しみないサポートをしてあげることが重要です。

身長を伸ばす食べ物

「カルシウム・マグネシウム・ビタミンD・タンパク質・亜鉛」の5つの栄養素を上手に摂りましょう

これさえ食べれば身長が伸びるといった完璧な食べ物はありませんが、身長が伸びるということは骨が伸びるということです。そのため、身長を伸ばすためには、まず骨の成長がスムーズに行われることがポイントとなります。

骨の両端にある骨端線という軟骨の部分が成長することによって身長は伸びますが、この骨端線の成長の条件として、カルシウム・マグネシウム・ビタミンD・タンパク質・亜鉛などの栄養素をしっかり供給することが挙げられます。

毎日の食事にこれらの栄養素を上手に組み合わせて元気いっぱい、丈夫な体作りを目指しましょう!

以下のような食品から、まんべんなくそれぞれの栄養素を摂取できるよう心掛けてあげて下さい。

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<カルシウム>
乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)、海産物(わかめ、 しらす干し、ワカサギ、干しえび、うなぎなど)、野菜(小松 菜、切干大根、大根菜、野沢菜、チンゲン菜など)、大豆製品、ごま(豆腐、油揚げ、納豆、ごまなど)
<マグネシウム>
木綿豆腐、牡蠣(かき)、アーモンド、ほうれん草、大豆、インゲン豆、落花生、カツオなど
<ビタミンD>
椎茸、しめじ、干ししいたけ、きくらげいわし、かつお、さんま、ぶり、鮭など
<亜鉛>
牡蠣(かき)、納豆、和牛もも肉、ホタテ、豚レバー、豚もも肉など
<タンパク質>
豚肉、牛肉、鶏肉、魚類(マグロ、カツオ、サンマ、など)、 たまご、豆類(豆腐など)、乳製品(牛乳、チーズなど)

成長のための3大要素のページの成長と栄養の関係も、是非ご参照ください。

骨や歯の形成に必要なカルシウム

健やかな成長に欠かせない栄養素のひとつ、カルシウムは実は不足しがちな栄養素でもあります。 カルシウムは骨の芯であるコラーゲンを支える役目があります。 また、成長期の骨は毎日生まれ変わっていますので、1度にたくさんとればよいというものではなく、毎日継続して摂ることが何よりも重要です。 さらに、カルシウムは口にしてから体内へ吸収される割合(吸収率)があまり良くない栄養素でもあります。 そのため、より意識して摂りいれる必要性があるのです。

カルシウムを多く含む食材

1.乳製品

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たんぱく質も多く含む乳製品はカルシウム給源でもあります。 また、吸収率も良いので成長期のお子様にはオススメですが、脂質も多く含まれていますので乳製品に頼りすぎないように気を付けましょう。

2.海産物

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わかめやひじきなどの海藻類や骨ごと食べられる、しらすや干しエビなどはカルシウム給源としてオススメです。 しかし、最近は魚(海産物)よりも肉のほうが食卓に上ることのほうが多い傾向にあります。メインのおかずでなくとも、副菜や付け合わせ、汁物に活用することでしっかり摂りいれられます。

3.野菜

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野菜はカルシウムの吸収率があまり高くないのですが、カルシウム以外にも成長期に欠かせない大切なビタミンやミネラルを含みますので積極的に摂りいれましょう。 また、野菜は全世代で不足しがちな食材でもありますので、家族みんなでおいしく食べられるようになることが理想です。 カルシウムが多く含まれる野菜は小松菜や大根の葉っぱ、チンゲン菜や切干大根などです。

4.大豆製品

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大豆そのものはもちろん、豆腐や油揚げ、納豆などにもカルシウムは含まれています。 豆腐は大きく絹ごし豆腐と木綿豆腐に分けられ、その滑らかな食感から絹ごし豆腐を好む方も多いのですが、カルシウム量からみると圧倒的に木綿豆腐のほうが多く含みます。 その量は絹ごし豆腐100gあたり43㎎、木綿豆腐120㎎です。

カルシウムを多く含む食材を使ったメニュー例

1. 乳製品
牛乳ホワイトシチュー、かぼちゃのポタージュ
チーズカプレーゼ、レアチーズケーキ
ヨーグルトフルーツヨーグルト、ヨーグルトスムージー
2. 海産物
海藻わかめのお味噌汁、ひじきの煮物、切り昆布のおかか炒め
小魚等しらす入り卵焼き、サクラエビのかき揚げ、ふろふき大根の干しエビあんかけ
3. 野菜
小松菜と油揚げの煮浸し、大根葉ごはん、エビとチンゲン菜のミルク煮
4. 大豆製品
豆腐わかめと豆腐の味噌汁、揚げ出し豆腐
油揚げキャベツとお揚げの煮物
納豆納豆いりオムレツ

栄養は食事からしっかりとバランスよく摂ることが理想的ですが、なかなか十分な食事を摂れないこともあると思います。特にカルシウムは食材によって吸収率がバラバラで安定して摂るのが難しい栄養素です。

そのような場合には、子供向けの栄養食品などを上手に活用することもおすすめします。栄養が不足してしまうと成長にも大きく影響が出ますので、なるべく毎日十分な量の栄養が摂れるよう心がけていきましょう。

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成長のための3大要素のページの成長と栄養の関係も、是非ご参照ください。

骨や歯の形成をサポートするマグネシウム

マグネシウムはミネラルの中でも名前は聞いたことあるけれどいまいちピンと来ない・・・という栄養素の一つかと思われます。 マグネシウムは骨の強度を高めるのに役立つミネラルです。 そのほかにもたんぱく質の合成を高めたり、エネルギーの代謝にも役立ったりと体の機能調整には欠かせないミネラルです。

マグネシウムを多く含む食材

1.豆類

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大豆や大豆の加工品である豆腐、納豆のほか、インゲン豆にも含まれます。 豆腐の製造工程で大豆を絞った豆乳を固める際に「にがり」を用いますが、にがりの原料は「塩化マグネシウム」ですので豆腐にはマグネシウムが多く含まれるのです。

2.魚介類

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牡蠣やあさり、シジミなどの貝類やイワシなどに多く含まれています。 貝類が苦手・・・という方は、グラタンなどにまぜたり、パスタの具材として使ったりするとうまみもしっかりと感じられて食べやすくなります。

3.種実類

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落花生やクルミなどのナッツ類、ごまなどに多く含まれます。 メインの食材としては使いにくいですが、食感や香りのアクセントとして、また、おかずだけでなく、お菓子にも使えるのでレパートリーもぐっと増えます。

4.野菜類

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野菜類には比較的少ないのですが、ゴボウやほうれん草に含まれます。 野菜類はどの世代でも不足しがちな栄養素なので、単色野菜と緑黄色野菜、根菜類など様々な野菜を組み合わせてしっかり摂ることを心がけましょう。

マグネシウムを多く含む食材を使ったメニュー例

1. 豆類
豆腐豆腐チャンプルー
納豆納豆巻き
インゲン豆インゲンの胡麻和え、インゲンとコーンのバター醤油炒め
2. 魚介類
牡蠣のグラタン、ボンゴレビアンコ(あさりのパスタ)、イワシのつみれ
3. 種実類
ほうれん草の胡麻和え、里芋の胡麻よごし、ブロッコリーのクルミ和え
4. 野菜類
ほうれん草のお浸し、ほうれん草のポタージュ

成長のための3大要素のページの成長と栄養の関係も、是非ご参照ください。

カルシウムの吸収を助けるビタミンD

ビタミンDは脂溶性のビタミンでカルシウムの吸収をスムーズにしたり、カルシウムを骨に沈着させたり(骨形成)する働きがあるので、特に成長期のお子様には欠かせない栄養素です。

ビタミンDは私たちの皮膚でも合成されます。しかし、それには紫外線にあたることが条件となります。

そのため、日光にあたらない生活をしていると合成が不十分となり、不足することがあります。 また、紫外線にあたらないことに加えて、ビタミンDを多く含む食品を食べる習慣がない人は不足することがあります。

ビタミンDを多く含む食材

1.きのこ類

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椎茸、しめじ、干ししいたけ、きくらげ

2.魚介類

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いわし、かつお、さんま、ぶり、鮭

ビタミンDを多く含む食材を使ったメニュー例

1. きのこ類
しいたけの佃煮、椎茸の肉詰め、きくらげ入り中華スープ、きくらげとトマトの卵とじ、きくらげときゅうりの酢の物
2. 魚介類
イワシの梅煮、カツオのたたき、さんまの塩焼き、ぶりの照り焼き、鮭と彩り野菜のの南蛮漬け

成長のための3大要素のページの成長と栄養の関係も、是非ご参照ください。

ちなみにタンパク質は、普段の食生活において十分に摂取されていることが多く、必要量以上に過剰に摂取することはおすすめ出来ません。 また、お肉にはタンパク質が多く含まれていますが、同時に脂肪も多く含まれているので注意が必要です。

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成長に必要な栄養素を、低カロリーでバランスよく配合してありますので、普段の食事プラスアルファとして、ご利用下さい。

身体を支える土台となるたんぱく質

たんぱく質=筋肉、と思われがちですが、実は骨の芯となる部分はコラーゲンというたんぱく質の1種からできています。 また、たんぱく質はアミノ酸が集まって出来た栄養素です。アミノ酸のバランスが良く、豊富に含まれている食材を摂りましょう。

たんぱく質を多く含む食材

1. 肉類

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牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉などが挙げられます。 脂身の多い部位は脂質の摂りすぎになりがちです。 赤身の部位やささ身などの脂質が少ない部位を選ぶことで高たんぱく・低脂質を心がけましょう!

2. 魚類

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季節によっても様々な種類がありますので、旬の魚を摂りましょう。 マグロやかつおなどの赤身の魚には鉄、亜鉛といったミネラルも含まれています。 さんまやイワシなどの青魚には集中力UPが期待されるDHAやEPAが含まれます。 たらやヒラメなどの白身の魚は高たんぱく・低脂質であっさりと食べられます。

3. 豆類

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「畑の肉」ともいわれる大豆は植物性のたんぱく質が豊富でコレステロールがゼロです。 大豆の水煮など大豆そのものはもちろんですが、加工品である豆腐、納豆、高野豆腐、油揚げなどもオススメです。 豆腐は絹ごし豆腐よりも木綿豆腐のほうがカルシウムが多く含まれています。

4. 乳製品

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乳製品はアレルギーをお持ちの方も多いですが、貴重なたんぱく源でもあります。 牛乳、チーズ、ヨーグルト、バターなどです。 脂質も含まれるので食事全体のバランスを見ながら取り入れましょう。

5. たまご

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たまごはメニューも幅も広い食材です。 鶏卵だけでなく、ウズラの卵もお子様には取り入れやすい食材です。

たんぱく質を多く含む食材を使ったメニュー例

1. 肉類
牛肉牛肉とゴボウの甘辛煮、ハンバーグ
豚肉豚肉の生姜焼き、肉じゃが
鶏肉鶏肉と根菜のトマト煮込み、油淋鶏
ラム肉ジンギスカン
2. 魚類
赤身カツオのたたき、まぐろの山かけ丼
青魚さんまの塩焼き、イワシの梅煮、サバの竜田揚げ
白身たらの塩糀焼き、鮭ときのこのホイル焼き
3. 豆類
豆腐麻婆豆腐、ほうれん草の白和え
納豆納豆チャーハン、納豆とオクラのねばねば和え
高野豆腐高野豆腐のうま煮、高野豆腐入りお味噌汁
油揚げおでん(餅巾着)、お稲荷さん
4. 乳製品
牛乳ホワイトシチュー、かぼちゃのポタージュ
チーズカプレーゼ、レアチーズケーキ
ヨーグルトフルーツヨーグルト、ヨーグルトスムージー
5. たまご
オムレツ、茹で卵、スクランブルエッグ、茶わん蒸し、ポーチドエッグ

成長のための3大要素のページの成長と栄養の関係も、是非ご参照ください。

ちなみにタンパク質は、普段の食生活において十分に摂取されていることが多く、必要量以上に過剰に摂取することはおすすめ出来ません。 また、お肉にはタンパク質が多く含まれていますが、同時に脂肪も多く含まれているので注意が必要です。

成長期の発育を支える、亜鉛

亜鉛は骨の成長を助ける大切な栄養素です。骨は動かない石のようなイメージもありますが、実は骨の古い細胞が壊されて新しい細胞が作られるという代謝が行われており、この代謝は成長期には特に盛んになります。 どんどん生まれ変わりながら質の良い骨づくりへと進んでいくのです。 ここで亜鉛は代謝をスムーズにする働きがありますので、十分に摂ることで質の良い骨づくりに役立ちます。

亜鉛を多く含む食材

1.魚介類

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牡蠣やアサリなどの貝類や魚の内臓に多く含まれています。 魚の内臓は苦くて食べられないという人も多いかと思います。 煮干しなどであれば比較的食べやすくなります。

2.肉類

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肉類の中でも特にレバーなどの内臓や赤身の部分に多く含まれます。 レバーには成長期に不足しがちな鉄も多く含まれていますのでしっかり摂ることを心がけましょう。

3.豆類

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大豆や大豆の加工品であるきなこ、納豆などに多く含まれます。 きなこは甘いものとも相性が良いので、おやつ感覚で摂りいれることも可能となります。

4.種実類

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胡麻やクルミなどに多く含まれます。 副菜やトッピングとして使うほか、お菓子にも使えるのでいつものメニューに少し足す、といったイメージで使うと手軽に摂りいれられます。

亜鉛を多く含む食材を使ったメニュー例

1. 魚介類
貝類クラムチャウダー
煮干し田作り
2. 肉類
レバーレバニラ炒め、レバー赤ワイン煮
赤身の肉ビーフシチュー
3. 豆類
きなこきなこもち、黒ごまきなこ豆乳
納豆納豆チャーハン、納豆巻き
4. 種実類
ナッツ類くるみ餅、鶏肉のカシューナッツ炒め
ごまごま団子、ほうれん草の胡麻和え

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子どもが痩せすぎでないか心配

健康的に体重を増やすために、意識的に摂っていただきたい食べ物をご紹介します

子どもの「痩せすぎ」はどこから?

子どもの体型がどんどん変わる成長期。お子様の体が成長することを喜ぶと同時に、我が子の成長の度合いが平均と比べてどうなのか、気にされるご両親も多くいらっしゃるかと思います。
特に、ぐんと背か伸びている時期は縦の成長に栄養が使われるので、それまでよりも痩せて見えることも多いです。普段から少食だったり、スポーツなどをやっていてかなりの運動量をこなしているお子様の場合は、痩せすぎではないかと心配になってしまいますよね。
ごく平均的に成長しているのに、たまたま周りと比べると痩せて見えてしまっているなど、気にしすぎてしまっている場合もありますので、まずはお子様が身長に対して適正体重かどうかを確認してみてください。


お子様が乳幼児 (3ヶ月〜5歳) の場合、「カウプ指数」という発育状態の程度を表す指数で肥満度の確認をすると良いでしょう。
カウプ指数=体重(kg)÷(身長cm×身長cm)×10000

カウプ値表

【出典】福祉教科書 保育士完全合格テキスト 上 2015年版(翔泳社)
※個人差がございますので、判断基準はあくまでも目安とされています。


小学生(6歳〜12歳)は、「ローレル指数」という学童の肥満の程度を表す指数で確認してみてください。
ローレル指数=体重(kg)÷(身長cm×身長cm×身長cm)×10000000
115〜145の値が標準値ですので、ローレル指数115未満からは痩せ気味となります。

判定 ローレル指数
やせ過ぎ 100未満
やせ気味 115以上〜145未満
標準 115以上〜145未満
太り気味 160以上
太り過ぎ 160以上

※成長には個人差があります。判断基準はあくまでも目安とされています。


中学生以上の場合は、体重と身長の関係から肥満度を算出する「BMI」の計算式を使用してください。
BMI= 体重kg ÷ (身長m×身長m)
例えば日本肥満学会では、BMI22を標準としています。

判定 BMI
やせ型 18.5未満
普通体重 18.5以上~25未満
肥満(1度) 25以上~30未満
肥満(2度) 30以上~35未満
肥満(3度) 35以上~40未満
肥満(4度) 40以上

※成長には個人差があります。判断基準はあくまでも目安とされています。

スクスクのっぽくんの子供の平均体重データページでは、17歳までの平均体重の月別データや、カウプ指数・ローレル指数・BMIの基準値の解説を行なっています!
ぜひ合わせてご確認ください。


健康的に体重アップをはかるには?

成長期には個人差が大きく出るため、周りと比較して落ち込んだり、平均にこだわり過ぎたりする必要はありません。
とはいえ、子どもの体重が「痩せ気味」だった場合、やはり気になるのは発育に影響があるのでは??何から食べさせたら良いの!?と気になる方も多いと思います。
そこで今回は健康的な身体作りに役立つ食材の選び方や食べ方についてご紹介します。



エネルギー源をしっかりと摂ろう!

成長期の子どもは毎日遊んだり勉強したりと通常の【生活していくためのエネルギー】に加えて【成長するためのエネルギー】が必要となります。
そのため、まずはエネルギー源となるものをしっかりと補給しましょう!
代表的なものはごはんやパン、麺類など主食に分類される炭水化物です。
炭水化物(糖質)は、身体エネルギー源となるだけでなく、脳にとっても重要なエネルギー源となります。

次に体の土台となる筋肉や骨、血液にも欠かせないたんぱく質。
肉、魚、豆類、卵などに多く含まれます。メインのおかずとしての出番が多いため、「ごはんに合うおかず」としてセットで食べられると良いでしょう。

最後は脂質です。脂質はホルモンの材料になる他、神経伝達にも欠かせない働きがあるため、質の良いものを適量摂るようにしましょう。

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代謝に関わる栄養素も忘れずに!

野菜、果物、きのこ類、海藻類に多く含まれるビタミンやミネラルはエネルギー源にはならないものですが、エネルギー源をエネルギーとして使えるように代謝を助けたり、免疫機能や排せつ機能などに欠かせない栄養素です。
そのため、エネルギー源と一緒に摂ることで食べたものをきちんと代謝できる身体作りに役立ちます。
副菜、汁物、おやつ、デザートなど様々な食シーンにおいて少しずつ摂り入れましょう!

おやつを上手に活用しよう!

1度にたくさん食べられない、トータルの食事量が少ない・・・という場合には特に「おやつ」に工夫をしましょう。
おやつというと甘いお菓子やスナック菓子をイメージしがちですが、子どもにとってのおやつは「不足分を補う食事」となります。
そのため、エネルギー源が不足しがちな子どもには一口サイズのおむすびや焼きいもなどでエネルギー補給をしましょう。
たんぱく質やビタミンが不足しがちな子どもには、フルーツ入りのヨーグルトもおすすめです。

しかし、ここで重要なのは食事の邪魔をしないということ。おやつでお腹がいっぱいになってしまっては一番大切な食事が食べられなくなる可能性も・・・。
おやつは量と時間を決めて身体のモトとなるものを選びましょう!

体調に合わせた食べ方を

胃腸があまり強くなく、食事量が少ない・・・という場合は食材の調理法にも目を向けてみましょう。
野菜や果物に多く含まれる食物繊維は生のままでは胃腸が弱い子どもにとっては刺激物になります。
そのため、加熱をして繊維を柔らかくしたものを選びましょう。
ごはんも柔らかめに炊く、場合によってはおかゆにする、など胃に優しい食材選びと調理法をする工夫が必要です。
腸内環境が気になるときは乳酸菌を含むドリンク、ヨーグルト、キムチや善玉菌を多く含む納豆、味噌などの発酵食品を取り入れるようにしましょう。

また、胃腸の状態には精神的なリラックスした状態である、ということも重要なポイントです。
仲の良いお友達や家族と楽しく食事をする「共食」を心がけることで、身体の栄養補給のみならず、心の栄養補給にもなります。

良い生活習慣を身につけよう!

栄養、運動、睡眠は成長期の生活習慣の基本であり、すべてであります。
夜、早く寝て質の良い睡眠をとる。

朝、早く目覚めてきちんと朝ごはんを食べる

日中はしっかりと身体を動かす。

おなかがすいて食欲もアップ

夜、早く寝る



と、一見バラバラに見えて実はすべてはつながっています。
まずは早寝・早起きができているか、日中身体を動かしているかを見直し、お腹がすいて食欲が沸く生活環境を整えてあげましょう。

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「食事を楽しむ」ことを第一に

幼少期に「食事の時間=楽しい時間」というイメージが定着することで、学童期、青年期、大人になっても食事の時間を大切にする習慣を得られやすくなります。
まずは家族みんなで楽しい食事の空間作りから始めてみませんか。

「愛情」が「子どもの背」を高くする?

身長は遺伝や体質などの要素で決まることが多いですが、お子様にとって最大限に身長を伸ばすには「愛情」は不可欠な要素です。
例えば、身長を伸ばすのに必要な良質な栄養、運動がクリアできていたとしても、お子様への愛情が不足すると「成長ホルモンの分泌」に影響を与え、身長を最大限に伸ばすことができなくなってしまう可能性があります。

愛情不足による低身長を医学的に「愛情遮断症候群性低身長症」と呼びますが、これは愛情不足によって過剰なストレスがかかり、睡眠の障害やステロイドホルモンが多く分泌されることで、成長ホルモンの分泌が減少することが原因です*。

※こちらの記事もあわせてお読みください。
愛情に関するQ&A:子供への愛情と身長の関係


もし、親御さまが「お子様のために何かをしてあげたい!」と考えている場合、お子様は言葉にしなくても親御さまの思いを察するものです。

しかし、過剰な期待や過剰な愛情のかけ方になってしまうと、逆にお子様にとってはプレッシャーによる大きな「ストレス」になることがあります。

自分は愛情をたっぷり注いでいるつもりでも・・・、このバランスは、なかなか難しいものですね・・・。

せっかくの愛情も、大切なお子様にストレスを与えてしまっては意味がありません。それは、「成長ホルモンの分泌」にも影響を与え、身長の伸びが悪くなることにつながることもあるのです。

お子様の成長、発育、もちろん「背を高くするため」には「愛情」はとても大切な要素です。

しかし、間違った愛情のかけ方は逆にお子様のストレスになるだけでなく、身長の伸びも悪くする可能性があります。

お子様と向き合いながら、それぞれのお子様にあった「愛情のかけ方」を見つけ、また「うまく愛情をかけられない」という方は、まず「お子様をたくさん褒めて、認めてあげること」からはじめてみることも、大切な方法です。

「身長」と「精神状態」の関係

子どもは精神状態が不安定になると「成長ホルモンの分泌」が悪くなってしまう場合があります。

お子様にとってストレスを感じる状態が続くことは、様々な影響を心と体に与えてしまう可能性が高くなります。
食欲がなくなる、睡眠のリズムが乱れる、イライラしやすくなるといった例が挙げられます。

ストレスによる心や体の変化によって、お子様の成長、いわゆる「背の伸び」に悪い影響を与えてしまう事*はあります

※こちらの記事もあわせてお読みください。
愛情に関するQ&A:子供への愛情と身長の関係


お子様のストレスの原因が、もし勉強やスポーツによるものでしたら、お子様と今の環境を一緒に見つめ直してみる事も大切です。 お子様のお話を、まずなんでも怒らずに聞いてあげる様にしてください。

お子様の意見を否定せず、時には「それをやめてみる」という選択も、お子様の成長のためには必要な場合もあります。

「今やっているものから、少し距離を置いてみる」、「今と違う事をしてみる」と言うのも、お子様が「今の状況」を冷静に、そしてゆとりをもって「見つめなおしてみる事」に繋がりやすくなります。

お子様の健やかな成長のために、プレッシャーやストレスと上手に付き合い、たくさんの愛情をもってお子様に向き合ってあげることが大切ですね。

「子供の身長」と「プレッシャー」

お子様ができるだけ「伸び伸び」と楽しく過ごせる環境づくりを。

親として、大切なお子様を「身体、精神面」で応援することはとても大切なことだと思います。
ただ、ついつい度が過ぎてしまい、お子様へ過度な期待をかけることは、お子様の出来ないことや好きでないことを強要し、知らず知らずのうちにお子様へ強いストレスを与えてしまう場合も・・・。

お子様はそれぞれ個性があり、個人差があります。能力もそれぞれ違います。

「お母さんと一緒に頑張ろう!」と思うお子様もいれば、それを逆に「プレッシャー」と感じ、ストレスを抱えてしまうお子様もいらっしゃいます。

子供の身長とプレッシャー1

もしお子様が、長い間強いストレスを感じ続けてしまう状態が続くと、これからの成長に重要な「成長ホルモンの分泌」低下につながることもあります。ストレスが成長ホルモンの分泌を悪くすること*は、医学的にも広く知られたことです。

※こちらの記事もあわせてお読みください。
愛情に関するQ&A:子供の身長とプレッシャー2


親として、お子様に多くの期待をするお気持ちは分かりますが、なるべくお子様のストレスにならないような、自然な形でのサポートを心がけましょう。

また、身長を気にするあまり、それ自体が親子のプレッシャーとなっているケースが多々あります。
成長曲線を大きく外れたような医学的に見て「低身長」と診断される場合には骨や脳の病気の可能性があり、早期に適切な治療が必要になります。

しかし、これは全体のわずか数%に満たず、多くの場合では身体的な病気はありません。
身長も個性の一つであり、「身長を伸ばすために…」と、多くのものをお子様に強要するのは、ストレスの原因となってむしろ逆効果です。

子供の身長とプレッシャー3

お子様の健やかな成長のためには、お子様の個性を認めてあげ、お子様を信じ、たっぷりと愛情を注いでいただくことが大切です。
成長のための3大要素もぜひご参考ください。

「伸び伸び」と過ごせる環境づくりは、身長をはじめとした健やかな成長の可能性を高めるためにとても大切です。お子様ができるだけ楽しく毎日を過ごせるよう、日々心がけたいものですね!

「子供への愛情」と「身長」の関係

子供は愛情が不足すると「身長の伸び」が悪くなる可能性があります。

成長期の子供の身長が伸びるのは、脳下垂体から分泌される成長ホルモンが大きな役割を持ちます。
成長期の子供の骨には先端に「骨端軟骨」と呼ばれる軟骨があり、この部分が成長ホルモンの作用を受けて、増殖することで身長が伸びていくのです。

このように、成長ホルモンは「身長の伸び」に非常に重要な役割を果たしますが、愛情が不足することで子供に心的なストレスがかかる状態が続くと、成長ホルモンの分泌が減少することがあります。

まず、人はストレスを感じると、コルチゾールというステロイドホルモンの分泌が盛んになります。このコルチゾールは成長ホルモンの分泌を抑制する働きがあるため、結果として成長ホルモン不足となりうるのです。

子供への愛情と身長の関係1

また、成長ホルモンは睡眠中、特に夜10時から2時の間、深い睡眠の状態であるノンレム睡眠が得られた時に多く分泌されます。愛情不足によってストレスを抱え続けている子供は、自律神経の中の交感神経が過敏に働いて、睡眠障害を引き起こしやすいことが知られていますが、この睡眠障害もまた成長ホルモンを減少させる原因となるのです。

さらに、愛情不足によるストレスで、偏食が生じることもあり、成長に必要な十分なカロリーや骨の成長に必要なカルシウムやビタミンDが不足しがちになると「身長の伸び」に影響することも考えられます。

子供への愛情と身長の関係2

子供は新学期や引っ越しなどの環境の変化にうまく適応することができず、大人にとっては些細なことでも大きなストレスを感じやすいものです。特に家庭内での両親のけんかや両親の無関心などは、本来心が安らぐ家庭でもストレスを抱えることとなり、心が休まる場所がなくなってしまいます。

愛情不足による低身長を医学的には、愛情遮断症候群性低身長症と呼びます。
お子様の健やかな心身の健康のためには、家庭内でたっぷりの愛情を注ぎ、会話と笑顔の絶えない環境を作ってあげてください。そうすることで、「身長の伸び」も促されることにつながるのです。

身長がもっとも伸びる年齢は?年間発育量の推移に大きな変化!

このページでは、身長を伸ばすために大切な年齢について、および成長期のピークの迎え方について解説いたします。(閲覧時間目安/約2分)

身長がもっと伸びる時期はいつ?

以下は、文部科学省が行っている平成28年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)で発表されている「年間発育量の推移」です。

年間発育量とは、1年で平均的に伸びる身長の数値を表したものです。

実は、現代の子供たちは昔と比べて成長期のピークが早まっていることがわかりました。

「成長期は、まだまだこれから・・・!」と思っていたら、いつの間にか身長を伸ばすための大切な時期があっという間に過ぎていた!ということにならないよう、改めて確認していきましょう。

縦軸が年間の発育量(cm)、横軸が年齢を表しています。

※出典:文部科学省 平成28年度学校保健統計

成長期のピークは、1歳〜2歳早まっていた!

年間発育量の世代間比較のグラフ(身長)を見てみると、山になっている部分にズレが生じていることが分かります。

昭和18年生まれ、昭和43年生まれ、平成10年生まれの順に徐々に山の位置が前に来ています。

つまり、若い世代になるほどに身長の伸び(増加)が早まっているのです。

男子

平成10年度生まれの年間発育量を見ると、11歳~12歳の頃に年間発育量のピークが来ており、親世代(昭和43年生まれ)と比べると約1歳早くなっています。

女子

平成10年度生まれの年間発育量を見ると、9歳~10歳の頃に発育量のピークが来ており、親世代(昭和43年生まれ)と比べると約2歳早くなっています。

年間発育量には男女差もあり、男子よりも女子の方が2歳ほど早く訪れる傾向にあります。

女子は8歳頃から成長ホルモンの分泌が増え始め、その後第2次性徴期へと入り、初潮が訪れることが女子のほうが早期発育となる要因の一つとして考えられます。 

「成長のピーク」を迎える準備ができていますか?

グラフをパッと見るとどうしても気になるのが「ピークがいつ訪れるか」ということではないでしょうか。

もちろん、ピークを知ることは大切です。

しかし、もっと大切なのはピークがいつ来ても良いようにその前段階から準備を整えておく、ということです。

グラフの左側をご覧いただくと、6歳でも発育量は男女ともに年間5㎝以上もあります。

つまり、6歳頃からすでに身長の伸びのピークに向かって進んでいるということです。

縦軸が年間の発育量(cm)、横軸が年齢を表しています。

※出典:文部科学省 平成28年度学校保健統計

大切なのは、ピーク前の6〜7歳から継続的に毎日栄養を取り続けること

最大の年間発育量、つまり年間発育量のピーク時がおよそ7㎝の伸びとなりますので、「最近急激に身長が伸びたかも!」と気づいた時は、もうすでにピークに差し掛かっている時期かもしれません。

勉強もスポーツも普段の練習や準備運動をしっかりする、そして継続することが大切であるように、成長にも準備が必要です。

ピークが訪れる「前」から生活習慣や食習慣を整え、ピークを最高の状態で迎える準備をしましょう。

準備段階の栄養が不足しないようにしましょう

特に、身体をつくる土台となる栄養は十分に摂る必要があります。

中でも特に意識したい栄養素は2つ。

「カルシウム」

子供が成長するということは、骨が成長すること。カルシウムは骨や歯を構成する大切な成分ですから、成長期には十分に補う必要があります。

特に「カルシウム」は、吸収率が悪いことから不足しがちな栄養素でもあります。

詳しくは、成長に関するのっぽくんQ&A「身長を伸ばす食べ物って何があるの?」もご覧ください。

骨と歯だけでなく、全身のケアにも欠かせないカルシウムは不足しないように毎日継続して摂りましょう。

さらに骨の密度を示す「骨量」が最大になるのは20歳頃までです。

つまり、成長期にしっかりとカルシウムを摂ることは大人になってからの丈夫な身体維持への準備ともいえるのです。

「鉄」

鉄は全身に酸素を運ぶ大切な役割がありますが、食事からの摂取は不足しがちな状況です。

成長期、特に初潮を迎えた女子は毎月の喪失量が増えるため、より意識をして摂ることを心がけましょう。

鉄は運動をすることでもどんどん失われていきますので、運動部やプライベートで活動量が多いお子さまは男女問わずしっかりと摂りましょう。

まだ終わりじゃない!?高校生でも発育は続いている

ピークが訪れたらそれでおしまい・・・ではありません。

グラフの右側をご覧ください。

縦軸が年間の発育量(cm)、横軸が年齢を表しています。

※出典:文部科学省 平成28年度学校保健統計

15~17歳にかけて年間の年間発育量はピークに比べると随分と低下してきています。

しかし、よく見ると「ゼロ」にはなっていないことが分かります。

つまり、年間発育量としてはそれほど多くないものの、まだ成長期は終わっていない、ということです。

高校生になると見た目もずいぶん大人っぽくなり、成長期も終わったように見えることもありますが、最後の最後まできちんと成長に必要な栄養を摂りましょう。

不足しやすい栄養は、「補助食品」を上手に活用することもおすすめ

毎日の食事からしっかり栄養を摂ることが一番大切ですが、お子様の好き嫌いや忙しい毎日のなかでは難しいこともあります。

そんな時には、手軽に栄養を補える栄養補助食品が強い味方となります。

おすすめなのが、「カルシウムグミ」。

カルシウムグミは、成長期に不足しがちな5大栄養素をぎゅっと凝縮したグミタイプの栄養機能食品です。普段の食事プラスαで手軽に補給できることから、小学生から高校生まで幅広くご利用いただいている人気商品です。

無料サンプルもございますので、まずは一度お試ししてみてはいかがでしょうか?

骨の形成をサポートする栄養機能食品!
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『カルシウムグミ』は、成長期に欠かせない5大栄養素を配合した、グミタイプの栄養機能食品です。

カルシウムだけでなく、カルシウムの吸収を助けるビタミンDやマグネシウム、コラーゲン、亜鉛をバランスよく配合しているから、気になる成長期にも安心。

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成長期が始まる前から完全に終わるときまで、成長の可能性は続いている

成長期のピークを最高の状態で迎えられるようにするには、まず「準備」が大切です。

小学生1年生はまだまだ幼児の延長のようにも見えますが、これから成長するための大切な準備期でもあります。

正しい生活習慣と食習慣を身に着けることから始めましょう。

そしてピークを迎えたあと、落ち着いてきたと思っても成長のペースが落ち着いただけで終わったわけではありません。

中学生・高校生になると親の目が届きにくくなることもありますが、1年で1㎝でも身長が伸びていたらそれはまだ発育が続いている証です。

成長の可能性は成長期がはじまる前~完全に終わるときまでずっと続いています。

その可能性を無駄にしないためにも、日々の生活習慣・食習慣を大切に、良い習慣は「継続」していくことを心がけましょう。