連載:年間行事のお役立ち情報
今回のテーマ
1年で1番暑い季節!二十四節気「大暑」ってなに?
「大暑」って?
文字を見ているだけでも暑くなってくる、「大暑(たいしょ)」。文字度通り大暑は一年のうちで暑さが最も厳しい頃のことをいいます。 「大暑」は、二十四節気の一つで毎年だいたい7月23日頃です。期間をあらわす場合は、大暑の次の立秋まで(毎年だいたい8月7日頃の前日まで)をいいます。大暑の頃には全国的に夏祭りや花火大会も開催され、暑さ厳しい中にもたくさんの夏ならではの楽しみもあります。
「大暑」と打ち水
打ち水とは、道路に水をまくことで起こる気化熱により、大気中に道路の熱が逃げ、周囲の気温が下がり涼しくなる、そんな江戸時代から行われている生活の知恵です。この日本古来の涼をとる風習である打ち水は、大暑の日の全国的なイベントとして行われています。参加者が一斉に水をまくその光景や、まかれた水を見ているだけでも癒され涼しくなりそうなイベントですね。 また打ち水は、都心部では大暑の期間にヒートアイランド対策としても行われています。
「大暑」と暑中見舞い
厳しい暑さが続く大暑の期間に出す、相手の身体を気遣う手紙を暑中見舞いといいます。 暑中見舞いを出す時期は、大暑の前の小暑から、もしくは梅雨明けから、または夏の土用からなど、意見が分かれます。 しかし、いつまでに出すという期間は決まっていて、大暑の次の立秋の前日、8月7日頃までと言われています。 しばらく会っていない相手の体調を思いやったり、こちらの近況を報告したり、そんなやさしさを感じる便りは、届いただけでも癒やされそうですね。 最近は年賀状もメールで済ませる方が多くなりましたが、大暑の頃に久しぶりに会いたい方を思い浮かべながら、涼し気な絵が描かれた手紙をしたためるのも、趣があり気分も爽やかになりそうです。- この記事の先輩ママ:
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