
みんなが気になる給食に関するQ&A
みなさんこんにちは! 管理栄養士の磯村です。 みんなで一緒に食べる給食はいつもよりおいしく、お友達との距離もグッと近くなる大切な時間です。 今回は学校での楽しみのひとつ「給食」に秘められた元気になれるポイントをQ&A形式で簡単にご紹介します。
給食に関するQ&A
みんなで食べると良いことがあるの?

食事をする際には様々な食材からバランスよく栄養を摂るということはみなさんの「体の栄養」となりますのでとても大切なことです。それに加えて、給食の時間のようにみんなで楽しく食べるというのは「心の栄養」となります。私たちが元気でいるためには心と体の両方が健康であることがとても重要なことですので、給食に限らず、家族や友人との食事の時はぜひ楽しい気持ちで食べられると良いでしょう。
給食に出てくる食材には何か意味があるの?

給食には栄養バランスを整えること以外にも様々な工夫がされています。 中でも注目してほしいのが食材。 学校によっては積極的にその土地でとれた旬の食材を使うことがあります。 自分たちの住んでいる地域で採れた野菜は鮮度も抜群!さらに旬の食材にはその季節を元気に乗り切るために必要な栄養素もぎっしりと詰まっています!気になる食材があったら、ぜひ栄養士の先生に質問してみてくださいね。
給食って”全部”食べた方が良いの?

毎日食べている給食ですが、実は成長期の皆さんに合わせて栄養価が計算されて献立を作っているのです! 特に不足しやすいカルシウムは食事摂取基準の推奨量の半分を1食の給食でとれるように考えられているのです。 その他にもマグネシウムや鉄、亜鉛、ビタミンA、B1、B2、C、食物繊維といった栄養素もしっかりと摂れるように考えられています!
また、同じ小学生でも低学年、中学年、高学年では必要となる量が変わってくるので、ごはんの量やおかずの量も調整されています。 もちろん、食べられる量やアレルギーなど個人差はあるので無理をする必要はありませんが、食べられるときはしっかりと残さず食べましょう。 また、食缶が空になって返ってくると、作ってくれた人もとても嬉しい気持ちになりますし、食品ロスも減るので地球環境を守ることにもつながります。
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