
水分補給を習慣づけよう!
みなさんこんにちは! 管理栄養士の磯村です。 長い休みは学校があるときとは生活 リズムが変わりやすいのが特徴です。 そしてこの時期注意しなければならないのが「熱中症対策」です。 今回は夏休みを元気に過ごし、新学期にはお友達と笑顔で会えるように、 熱中症対策としても重要な「水分補給」についてお伝えします。
水分を摂るタイミングは「前」です!
外出する前

家の中は涼しく快適な空間でも、一歩外に出ると気温が高く一瞬で汗をかくことも。 外出する「前」に水を1杯飲むことを習慣づけましょう。
運動する前

サッカーや野球、テニスなど外で運動していると夢中になってついつい時間を忘れがちです。汗をたくさんかいて脱水にならないためにも、まずは運動をする「前」に水分補給をし、運動中も我慢せずに喉が乾く「前」にこまめに水分補給を行いましょう。
お風呂・寝る前

体温より高いお湯につかるお風呂では意外と水分が奪われています。 また、睡眠時は8時間ほど何も口にしない状態が続きます。 お風呂に入る前や寝る前に加え、お風呂上りや起床時には水分を適宜補給するように心がけましょう。 ※寝る前に水分を多く摂りすぎると、夜中にお手洗いに行くために起きてしまうこともあるため、量には注意が必要です。
長い休みこそ朝ごはんをしっかり食べて栄養と水分を補給しよう!
夏休み中、夜更かしをして朝ごはんをスキップしているという方はいませんか?
実は朝ごはんを欠食すると栄養だけでなく、水分も不足しがちになります!
例えば・・・
・白ごはん 茶碗1杯(150g)
・味噌汁 1杯

これだけでも合計で約270mlもの水分が含まれます。 ごはんには脳と体のエネルギーとして欠かせない糖質が、味噌汁は具によって変わりますが、たんぱく質やビタミンミネラルなど体の調整に欠かせない栄養素が多く含まれます。 ここにコップ1杯(200ml)の飲み物と果物(キウイ1個)を加えると、500mlペットボトル1本分に近い水分量を摂ることができます。 簡単な朝ごはんでも食べると食べないのとでは1日の始まりに500ml近くの水分の差ができるのです!
その他にも朝ごはんには ・体内時計を整える ・体温アップ ・胃腸に刺激を与えて朝の排便をスムーズにする など、嬉しい働きがたくさんあります!

熱中症の予防には規則正しい生活が基本ですが、特に生活習慣が乱れやすい長い休みは朝ごはんをしっかり食べることから始めてみましょう!
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