
熱中症予防のために日々の食事でできるポイント
みなさんこんにちは! 管理栄養士の磯村です。 外でたくさん活動するのは良いことですが、気を付けたいのが「熱中症」です。 特にこの2年間はおうち時間が多かったこともあり、外の暑さに体が慣れていないという方も多いと思います。今回は熱中症予防のために日々の食事でできるポイントをお伝えします。
日々の食事でできるポイント
水分補給のポイントは「前」と「ちょこちょこ」!

水分補給はのどがかわく「前」に行いましょう。喉がかわいてからだと、既に体の中はカラカラの状態になっていることも。出かける「前」、運動する「前」などちょこちょこ水分補給をする習慣をつけましょう! 普段の生活では1回に飲む量はコップ半分程度でOK。がぶ飲みすると逆に水分をうまく吸収できないこともありますので「ちょこちょこ」補給しましょう。
食事からも水分は摂れます!

水分をとれるのは飲み物だけと思っていませんか? 実は普段の食事からも水分を補給することはできるのです! 夏は特に汁物や果物をプラスすることで水分と栄養を一緒にとることができますよ。
食事にはどのくらいの水分が含まれているの?
朝食を例にみてみよう♪
たとえば、ごはん、味噌汁1杯だけのシンプルな食事でも水分は摂ることができます。 ごはんは60%ほどが水分でできているため、茶碗1杯(150g)のごはんには90mlほどの水分が含まれていることになります。さらに味噌汁には180mlほどの水分があるため、これだけで300ml弱の水分を補給できます。さらに飲み物をコップ1杯、果物を100gほどつけると、500ml前後の水分を補給できることになります。

もし、朝ごはんを食べていないとしたら、食べている人と比べるとこれだけの水分の差が出ます! もちろん、食事には水分だけでなく、活動するため、成長するために必要な栄養素もたくさん含まれています。 また、夏はスイカや桃などの水分をたっぷりと含んだ果物が多いため、季節の果物を楽しめるという点でも朝食やおやつに果物をプラスするというのは良いですね♪

夏休みはついつい生活リズムが崩れがちですが、まずは朝ごはんを決まった時間にしっかりと食べることから始めてみませんか♪
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