旬の食材で元気な体をさらにパワーアップ♪

みなさんこんにちは！

管理栄養士の磯村です。

風が心地の良い季節になりましたね。

食欲の秋、芸術の秋、勉強の秋…

皆さんはなにをして秋を楽しむ予定ですか。

何をするにもまずは元気な体が基本です！

今回は秋に旬を迎える食材と体調管理についてお話します。

旬の食材で元気な体をさらにパワーアップ♪

秋に旬を迎える食材 ～野菜・果物編～

食欲の秋、実りの秋ともいわれるこの季節はおいしいものもたくさん！

果物ではりんご、柿、キウイ、いちじく、

芋類ではサツマイモ、里芋

野菜類ではチンゲン菜、にんじん、かぶ

など、数多くの食材があります。

また、最近ではスーパーで通年手に入るきのこ類も秋が旬の食材です。

夏は水分が多くさっぱりとした食感のものが多く出回りますが、秋になると、まったりと濃厚な甘みやうま味を含む食材が増えてきます。

秋に旬を迎える食材～魚編～

さんまや鮭は秋を代表する魚。特にこの時期のさんまは「脂がのっている」という言い方を耳にしますが、さんまなどの青魚には脳の神経伝達に関与しているDHAや動脈硬化予防に役立つEPAという脂肪酸が含まれています。 これらは体内では作ることができないため、旬の食材から上手に摂れるとよいですね。

栄養素以外にも体によい「成分」を知ろう♪

たんぱく質や脂質、炭水化物、ビタミンやミネラルなど、私たちの体を作るもととなるものは「栄養素」と呼ばれます。 しかし、旬の食材には栄養素以外にも私たちの体のメンテナンスに役立つ「成分」がたくさん含まれています！

きれいな色の秘密とは？

カラフルな食材で夏の疲れを引きずらない元気な体作りを！

ポリフェノールやカロテノイドには強力な抗酸化作用があります。 暑かった夏に多く浴びた紫外線、屋内と屋外の気温差、心のモヤモヤなど私たちの体は多くのストレスを受けています。 また、ストレス以外にも激しい運動によっても体の中では細胞を傷つける「活性酸素」が多く発生します。 この活性酸素を抑える働きがあるのに役立つのが「抗酸化作用」を持つ成分です。 元気な体作りには栄養をしっかり摂ることが大切なのはもちろんのこと、旬の食材や色味がきれいな食材も選ぶときの参考にしてみてはいかがでしょうか。