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最近、ほとんど身長が伸びていませんが、もう伸びませんか?

骨端線は、一般的に男の子で17歳前後、女の子で15歳前後で閉じてしまいます。骨端線(軟骨)が骨化してしまうと、基本的には身長が伸びることはございません。

ただし、受験勉強や引越など、精神的ストレスが要因で、著しく伸びが悪くなる場合は、そのストレスが取り除かれることで、伸びが良くなるケースもあります。

いずれにしても、ここ最近どれくらい身長が伸びているかは、重要なポイントになります。

ここ1年で伸びがあまりないということであれば、さらに5㎝、10㎝と伸ばすことは難しいかもしれませんが、まだ少しでも伸びていれば、完全に骨端線が固まっているわけではございませんので、睡眠・栄養・運動といった生活習慣のバランスを、改めて見直してみて下さい。

スクスクのっぽくんでは、カルシウムグミもオススメしています。
必要な栄養素をバランス良く配合していますので、普段の食事プラスアルファとして、ご利用下さい。

子供たちの平均身長は、高くなっているのですか?

欲しい物が何でも手に入るようになってきたここ最近では、平均身長の推移はほぼ横ばいとなっています。

しかし、ここ100年をさかのぼって平均身長を見てみると、10歳男子でみるとこの100年間でプラス15.2cm、18歳女子でプラス16.4cmもの変化。各世代で明らかに高くなってきていることが分かります。

【DATA】過去100年間の子供たちの平均身長推移

遺伝に関して言えば、DNAレベルでこの100年で大きな変化があったとは考えにくく、そのため、この身長の伸びは、外部環境・生活習慣(特に栄養状況)が劇的に改善されたことが大きな要因であると考えられています。

大きな身体を造るには、やはりバランスよい食生活が重要です。バランスの良い栄養摂取を中心とした生活習慣の改善を心がけて、身長が伸びる可能性を高めましょう。

※子供が成長する時期は限られています。普段の食事のプラスアルファとして、カルシウム・マグネシウム・亜鉛などの栄養素をバランスよく含んだカルシウムグミもお勧め致します。

子どもの身長は、年代によって違いがあるのですか?

ここ25年をさかのぼると、子ども達の体型は大きく変化していませんが、年代によって身長・体重・座高の値に若干の違いがあります。

<年代別 身長・体重・座高の平均値>
https://www.suku-noppo.jp/data/2010_average_height_boy.html

50年をさかのぼると、各年齢で5~10㎝ほどの違いがでています。
いろいろ要因はありますが、栄養環境が改善されたことが大きく影響していると言われています。

<年代別 平均身長の推移>
https://www.suku-noppo.jp/data/average_height.html

※これらのデータは、文部科学省が毎年行っている、学校保健統計調査の結果をまとめたものです。
学校保健統計調査は、子供たちの体の発育状態を確認するもので、毎年4~6月にかけて、健康診断を行った結果が反映されます。

世界各国の平均身長を教えて下さい。

身長の伸びがほぼ安定する17歳での平均身長をみると、男170.7cm、女158.0cm(2010年学校保健統計調査より)です。

日本以外の国はどうなのか見てみると、やはり長身の国というイメージが強いオランダが、男性183.7cm、女性169.3cmと世界一です。

お隣の韓国は、男性173.9cm、女性161.1cmと、約3cmほど日本人より高いです。

中国の方は、日本より高いイメージがありますが、国が広すぎるため、対象のとり方によって随分変わってくるのだと思います。

やはり、全体的にみると、緯度が高くなるほど身長は高くなっていますので、ベルクマンの法則はなりたっているのかもしれません。

グラフを眺めると、いろいろ発見があって、面白いですね。

世界各国の平均身長はこちらからご覧ください。

男女の年間の成長率を教えて下さい

男の子は、生まれた直後の身長は約50cmですが、生まれてからの1年間で約25cm伸び、その後は徐々に伸びが減っていきます。

4~11歳のあいだは、毎年5~6cmの伸びを見せますが、毎年その伸びは減っていく傾向にあります。

11歳半あたりで思春期を迎えると、2年間は8~9cmのペースで急激に伸び、その後の3年間は徐々に伸びが減っていき(約4cm→2cm→1cm)、17歳前後で完全に身長の伸びが止まります。

女の子も、男の子と同様、生まれた直後の身長は約50cmで生まれてからの1年間で約25cm伸び、その後は徐々に伸びが減っていきます。

女の子は思春期の到来が10歳前後と、男の子より早く迎えます。思春期を迎えるまでは、年間5~7cmずつ伸び続け、徐々に身長の伸びが減っていきます。

10歳前後は年間約5cm程度と、この間では一番伸びない時期を迎えます。
思春期を迎えると、2年間は約7~8cmのペースで急激に伸び、その後の3年間は徐々に伸びが減っていき(約4cm→2cm→1cm)、15歳半前後で完全に身長の伸びが止まります。

年齢別/男女の年間の成長率一覧
> https://www.suku-noppo.jp/data/growing_rate.html

子供が成長する時期は限られています。
普段の食事のプラスアルファとして、カルシウム・マグネシウム・亜鉛などの栄養素をバランスよく含んだカルシウムグミもお勧め致します。

子供の身長は、親の世代と比較すると高くなっていますか?

平成10年度の各年齢の平均身長と、その親の世代(代表して昭和55年度の各年齢の平均身長)と比較してみました。

大きな差はないように見えますが、男子13歳では2.8cmもの差が出ています。

昭和55年度というと、ある程度食糧も過不足なく行き届き、栄養状態も良くなっているイメージですが、30年でもこれだけの差が出ているのですね。
https://www.suku-noppo.jp/data/compare.html

昭和30年までさかのぼると、男子13歳では約15cmもの差がありますが、ここ20年を見ると、ほぼ横ばいの状態が続いています。
https://www.suku-noppo.jp/data/average_height.html

逆に、ここから運動や睡眠の状況が悪くなっていくと、平均身長は下がっていくのかもしれません。