平均身長との差異の程度により、診察するかしないかを検討しましょう
身長が平均と比較して低いといっても、その程度によって診察の必要がある場合とそうでない場合があります。
例えば、現在の身長だけで考えますと、標準偏差-2SDが基準となります。この数値を下回っている場合、念のため診察することをお勧めします。下記のページに年齢、男女別の表へのリンクがありますので、確認してみて下さい。
また、身長がそこまで低くなくても、身長の伸びが悪く、その状態が長く続いている場合も気になります。
身長が伸びる時期には個人差があり、その時期が遅いだけという場合もありますが、身体の発育的に何らかの原因がある場合も考えられますので、まずは診察することをお勧め致します。内容としては、尿検査、血液検査、手のレントゲン検査などをすることになります。
普段の生活習慣の問題、遺伝的な問題、身長が伸びる時期が遅いケース以外に、身体的な問題がある場合、原因を知った上で、治療が必要な場合は治療を、生活習慣を改善する必要があれば改善をして成長の可能性を高めて下さい。