栄養バランスが取れた、先生のお弁当:スクスクのっぽくん

プロに聞く! 浅越しのぶプロフィール

1976年生まれ。兵庫県赤穂郡上郡町出身。園田学園中学校への入学をきっかけに硬式テニスを開始。’97年にプロ転向。’04年、カナディアン・オープンで杉山愛とのペアでダブルス優勝。その後のアテネ五輪ではダブルスベスト4と大活躍した。’06年に現役引退を発表。翌年結婚し、’11年に長女を、’14年に長男を出産。現役時代の自己最高ランキングはシングルス21位、ダブルス13位。WTAツアーで3度のシングルス準優勝、ダブルスで8勝を挙げた。

栄養バランスが取れた、先生のお弁当

のっぽくん
園田学園時代は、先生との出会いも大きかったのだとか。
浅越さん
「光国彰先生という、カリスマ的な先生がいらっしゃって。すごく太ってる先生だったんですけど、毎日テニスコートに出てきて、熱心に指導してくださったんです。 家族がいらっしゃるはずなのに、休みのときでも家族サービスをせずに、私たちの練習につき合っていただきました。また、「寮の食事だけだと、栄養が偏る」ということで、毎日奥さんにお弁当を作っていただいたりもしました。しかも、すごく豪華なお弁当で(笑)。 先生は畑仕事もされてたんで、そこで採れた新鮮な野菜を入れてくれたり……。親も寮での食事を心配していたんですけど、先生のお弁当があったからしっかり栄養バランスが取れていたんです。先生にも奥様にも本当に感謝していますね。」
浅越さん
のっぽくん
浅越さんはそのあと内部進学して大学に入学されますが……。
浅越さん
「結局2年間行ったんですが、3年目には休学して、その翌年に自主退学してしまったんです。私は中学1年生でテニスを始めて、一応高校3年生のときにはインターハイで優勝をしたものの、「プロになる」という目標もどうやったら叶うのか明確にわかっていなかったんです。 そのため、大学の2年間は、勉強をしながら一方で試合を回って、その後の地盤作りの時間に充てていたんです。やっぱり、中高校時代が外と遮断されている環境だったので、あまり外のことがわからないんですよね。 よく言えば、「箱入り娘」的な環境なんですが、いざ外で戦おうとすると何をどうすればいいのか途方に暮れてしまって。 そのため、大学を辞めてプロになってからも最初はそのことにちょっと戸惑いがあったんですけど、ツアーを回っている先輩が周りにいたので、「試合のときはこうやって、毎日の生活はこうやっていくんだよ」とあらゆることを一から教えてもらっていました。」

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