TOPページ » プロフェッショナルに聞く！生きる力の育て方！ » 日本サッカー界のご意見番 セルジオ越後さん
セルジオ越後プロフィール
1945年、ブラジル・サンパウロ市生まれの日系２世。 18歳で名門コリンチャンスとプロ契約。ブラジル代表候補に選ばれたこともある。1972年に来日し、日本リーグで活躍。子供を対象にした「サッカー教室」を全国で行い、これまで延べ50万人以上の子供たちと触れ合ってきた。ＴＶ朝日のサッカー解説者としても活躍中。
「大人が肩の力を抜くのが、子供がすくすく育つ秘訣。」（セルジオ越後さん）
ＴＶ朝日のサッカー中継の解説で、すっかりお馴染みのセルジオ越後さん。ご自身がブラジルのプロリーグでプレーした知識と経験を生かし、日本サッカー界のご意見番として活躍されています。
実はセルジオさんは、約30年間、子供を対象にしたサッカー教室を続けて来た、知る人ぞ知る「子育て」のプロ。子育てに関する本も出版されています。長年に渡るサッカー指導の現場を通じて得たこと、感じたことなど、すくすくトレーニング所属の後藤トレーナーを交えてお話を伺いました。
- ＊今、子育てにおいて何が大切だと思いますか？
- 「社会教育です。人のふれあいが減って、社会教育は崩壊してしまったんです。たとえば、自分の子以外を怒ることができなくなったのは、大人どうしの社会が崩れてしまったから。これから社会教育をどうやるのか、みんなで考えていかないといけません。」
- ＊子供の心をつかむコツはありますか？
- 「子供の言葉を使えばいいんですよ。大人の言葉で話しても、難しい日本語は子供にはわからないですよね？ 幸いブラジル生まれの私の日本語は、子供にはちょうどいいレベルなのかもしれません。（笑）」
- ＊子供の自主性の伸ばし方について聞かせてください
- 「自主性は、自然に遊ぶ場所から生まれると思う。大人が子供を解放するところから始めなきゃ。自分の子供には、親が今日倒れたら、お前らひとりで生きろ、という教育をしています。自主性が育つようにするには、言葉も環境も大事ですね。」
インタビュー目次
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