ナマクラ流ズボラ派家庭料理研究家・奥薗壽子さんへのインタビュー#5:スクスクのっぽくん

プロに聞く! 奥薗壽子プロフィール

1962年京都生まれ。4000gの巨大な新生児だった。 神戸市外国語大学卒業後、役者を夢見るも就職。ホテルウーマンを経て旺盛な好奇心を生かし、イラストレーター、精神科医助手、専業主婦などさまざまな職に就くが、6才以降実家の母親から家の食事をまかされていた料理好きの夢を叶えるため料理研究家に。簡単なのに本当においしい家庭料理を常に研究心をもって取り組んでいる。 テレビ、雑誌などメディアを問わず活躍中。近著に『奥薗壽子の読むレシピ』(産經新聞出版)など。

『食べたい』と思える工夫 その2

幼少の頃の経験から、子どもが「食べたい!」と思えるひとつの方法として、家族が全員そろって食卓を囲むことの重要性を教えてくれました。

今回は、奥薗さんご自身の子育ての経験からの「楽しく食べさせる工夫」をご紹介しましょう。まさに奥薗流! 目からウロコのアイディアです。

「子どもは、手づかみが大好きなうえに、食べこぼしも多いですよね。それで朝なんか、せっかく服に着替えたのに汚されたら、お母さんとしてはたまったもんじゃありませんよね。それならいっそのこと、パジャマのままでもいいし、極端な話、裸で食事をしたっていいじゃないですか。それなら、シャワーで流すだけですから」

マナーのことを考えるとはしたないとか、ちょっと考えてしまうかもしれません。でも、それは食べることが楽しくなれば、子どもが自分できちんと理解ができるはず。

奥薗壽子
奥薗さんが笑顔でいられるのは、「悩んでも仕方ない」というポジティブな気持ちのせいかもしれません

「『食べてくれない』と悩むくらいなら、子どもが楽しく食べている姿を見られる方がうれしいではないですか」

さらに、子どもが好きなものを料理に使うことも、単純なようで効果的といいます。それは決して食材だけではありません。

「例えば、子どもは氷が大好きです。お味噌汁に氷を入れてみてください。驚くほど、喜んで飲みますよ」

奥薗さんの発想の転換と柔軟さに驚かされますが、確かに、子どもが好きなものを一番よくわかっているのはお母さんです。小さなことを見逃さず、毎日の食卓に取り入れてみることの大切さに気づかされます。

「あとは、おにぎり。子どもにのりを持たせ、握ったおにぎりを手渡しします。できたてのおにぎりの温かさが手から手へ伝わりますし、具を工夫すれば、簡単に作れて複数の食材が一度にとれるので、栄養のバランスもいいですね」

次回は、おすすめのおにぎりの具の作り方など、「おにぎりのすすめ」を教えてもらいます。

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