グラフィックデザイナー・長友啓典さんへのインタビュー#8:スクスクのっぽくん

プロに聞く! 長友啓典プロフィール

1939年大阪生まれ。 1964年桑沢デザイン研究所卒業後、日本デザインセンターを経て、1969年にイラストレーターの黒田征太郎氏と「K2」を設立。 雑誌、書籍、各種広告、企業CI、及びイベント会場構成のアートディレクションを手がけるほか、多数の小説に挿絵、エッセイ連載など、ジャンルを問わず幅広い分野で活躍中。 日本工学院専門学校グラフィックデザイン科顧問、東京造形大学客員教授。 『クリネタ』編集長、月刊『スッカラ』編集長。

大人がたくさんの選択肢を与えてあげる

いろいろな見る目を培ってきた長友さん。今年でデザイナー歴49年目を迎えた百戦錬磨のアートディレクターが、デザインを志すきっかけはなんだったのでしょうか?

長友啓典

「最初のきっかけなんて、たいしたことないんです。『かっこいい』とか『もてそう』とか。デザイナーやカメラマンはそういう人ばっかりですよ(笑)。
でも、まあ真面目に答えると、初めてデザインに興味を持ったのは上京したての頃。就職した会社の下宿先の息子さんが、ニューヨーク帰りのデザイナーだったんです。それで彼の部屋にたくさんのデザインやアート関係の本がずらりと並んでいました。『みづえ』や『美術手帳』、ほかにも洋書がとても格好良くてね。
で、ここの会社の社長が理解のある方で、昼間働きながら夜には学校に通えたんです。僕は仕事を早くあがりたくて、学校に通いたいと言ってね(笑)、お茶の水美術学院に通い始めました。そしたら、夢中になっちゃって……。
その後会社を辞めて、桑沢デザイン研究所に入りました。当時はまだ『デザイン』というものが新しいジャンルだったので、先生がいないんですよね。
だから、最前線で働いているデザイナーが教えてくれるんですが、ご本人たちも実地の経験でお話くださるから、人によって言うことがバラバラでね(笑)その代わり、現場のライブの話だからすごく刺激的だった」

今、思うと、ああやって夢中になれるものがあるって、幸せですよね。子供たちにもそういうものを見つけてほしいな。そのためには、大人がたくさんの選択肢を与えてあげられるよう、敏感にいてほしいと思いますね」

長友啓典

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