グラフィックデザイナー・長友啓典さんへのインタビュー#2:スクスクのっぽくん

プロに聞く! 長友啓典プロフィール

1939年大阪生まれ。 1964年桑沢デザイン研究所卒業後、日本デザインセンターを経て、1969年にイラストレーターの黒田征太郎氏と「K2」を設立。 雑誌、書籍、各種広告、企業CI、及びイベント会場構成のアートディレクションを手がけるほか、多数の小説に挿絵、エッセイ連載など、ジャンルを問わず幅広い分野で活躍中。 日本工学院専門学校グラフィックデザイン科顧問、東京造形大学客員教授。 『クリネタ』編集長、月刊『スッカラ』編集長。

アンテナの選択肢を広げてあげる

デザイナーといえば“センス”であったり“感性”が大事だと思われがちですが、長年、デザインの現場に立たれている長友さん曰く「そんなものの前に、もっと大切なことがあるんです」とのこと。

それは子供なら誰でも持っている“好奇心”や“興味”であり、そのアンテナの感度を高くすることで感性が豊かになるのではないかと、長友さんは考えているそうです。

長友啓典

「今の子供たちと僕らが育った世代って時代が全然違うでしょ? 僕ら戦後育ちっていうのは、そりゃあ元気でしたよ。毎日毎日、だたっぴろい野原を走り回って、日が暮れるまで遊んで。
でも、最近の子たちは外で遊ぶ場所もなければ、時間もない。毎日学校と塾の勉強に追われて、かわいそうだなと思います。だから大人が意識して、勉強以外のことを教えてやらないといけないんじゃないかなぁ。
例えば昔は、学校の先生が授業以外の時間に、率先して浄瑠璃や文楽を見せてくれたんですよ。今そういうことをやると、問題になっちゃうかもしれないですが、すごく貴重な体験をさせてもらったなぁと改めて思います。
というのは、その当時は演目の内容も意味がわからなくて、つまらないなぁなんて思ったりもしていたんですね。でも大人になると、その時に感じたことを覚えていて、後から役立ったりしたわけですよ。子供の時に意味が分からなくても、先生が興味のアンテナの選択肢を広げてくれたおかげで、いろいろなことに興味が持てるようになったんだと思います」

長友啓典
長友さんの背後には芸術的な絵画が!

学校の帰り道に養う

「もしお母さんが忙しいのであれば、わざわざ出かけなくても、子供の好奇心を刺激する方法はたくさんあります。例えば学校の帰り道にたったひとつでいいから、面白いものを見つけてごらんと言ってあげる。いろんな家の形だけを見てみるとか、花を眺めて歩くとか。あと、犬でもいいしね。そんな風にひとつのものだけを、見ながら下校してみたら?と、アドバイスしてあげるのもひとつの方法ですね」

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