フランス料理シェフ・三國清三さんへのインタビュー#8:スクスクのっぽくん
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プロに聞く! 三國清三プロフィール

1954年 北海道に生まれる 1969年 15歳で料理人を志し、札幌グランドホテルにて修業を始める。その後、帝国ホテルに移り、修業を続ける。 1974年 20歳でスイスの軍縮会議日本政府代表部大使付きの料理長に就任。ローザンヌの「ジラルデ」、ロアンヌの「トロワグロ」など、スイス、フランスなどの三ツ星レストランで修業を重ねる。 四ッ谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店。 ルレ・エ・シャトー協会の世界5大陸トップシェフに選ばれる。 九州・沖縄サミット福岡蔵相会合の総料理長を務める。 またこの頃から、味覚を通して子供の感性を育てる「KIDSシェフ教室」を開催。以降、食育の普及に力を注ぐ。

人を敬ったり感謝したりする心

三國さんがお考えになる食育とは何でしょうか?

三國清三

「よく『三國さん、食育ってなんですか?』って質問を受けるんだけど、正直ひと言では表せないですよね。
ただ食育の原点は、人を敬ったり感謝したりする心をつくることです。僕が食育の活動を始めた頃は、日本の食環境はいい状態ではなかったんです。
このまま放っておくと大変なことが起きるだろって思っていました。事実、子供が親を傷つけたり、その逆があったりっていう事件がやたら多かったでしょ?そういうのって動物界ではめったにないことなんですね。
旭山動物園の園長さんに聞いたら、猿でも小猿が親猿を攻撃するなんてない、と。日本の社会がおかしくなったことを一概に食環境が悪いからとは言えないけど、でもやっぱり原因のひとつではあるんですよ、確実に。
だから食育を通じて、少しでも子供たちの人を思いやる気持ちが育ってくれればいいなと。作ってもらったごはんにありがとうをいったり、今度は自分が誰かに作ってあげたくなったり。そんな心が育てばもう万々歳です」

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