駒田徳広さんの「積極的マイナス思考」:スクスクのっぽくん

プロに聞く! 駒田徳広プロフィール

1962年 奈良県に生まれる 1981年 読売ジャイアンツに入団 1994年 横浜ベイスターズへ移籍 2000年 2000本安打を達成 2000年 現役引退 2005年 東北楽天ゴールデンイーグルス打撃コーチ 現在 解説者などで活躍中。名球会会員。

ストレスはあって当然

積極的マイナス思考」と聞いて、何を想像するだろうか。
これは、駒田さんの生き様を表すキーワードなのかもしれない。「積極的マイナス思考」とは何か。順を追って説明していこう。

すくすくトレーニング」で姿勢とバランスのコンディショニングエクササイズを提唱する鶴渕氏は、程度の差はあれ、ストレスが原因で多少なりとも睡眠を妨げられている子供たちと接する機会がある。
その話を鶴渕氏が切り出すと、駒田さんはこう断言した。

(ストレスは)あって当然なんです。例えば、(人から)期待されるときには、ストレスを感じるんですよ。逆に、期待されていないときは、ストレスは感じないように見える。でも、『期待されていない』っていうストレスが今度は出てくるんですよ。だから、人間って……生きているうちはストレスを感じないことなど絶対にないんですよ」

では、駒田さんはどのようにストレスと付き合ってきたのだろか。
「満塁男」の異名を持つ駒田さんは、「なぜ、チャンスで打てるのか? ストレスやプレッシャーは感じないのか?」と問われ続けてきた。

その答えが、こうだ。

「『積極的マイナス思考』です。最悪のことから考えていったら、それ以上悪いことはない。だから、チャンスのときにはまず最悪のことを考えて……。最悪の場合、三振して(チームも)負けちゃう。しょうがないだろう。勝負は時の運だよ、って思う。それぐらいの覚悟を決めてやったら、けっこう楽なもんなんですよ」

これこそが、チャンスに強い男の考え方だったのだ。

駒田さんはそこからさらに話を進め、2児の父としての子供への愛情のかけ方まで披露してくれた。

「だから、子供に対してもそうなんだけど、『頑張れ』っていいながら、うまくいかないときはどうしようかを我々が……親が考えておけばいいじゃないですか? ダメなときはどうするかを親が考えていれば、それを子供は匂いで感じ取ってくれるはずなんですよ。『頑張れ』って言ってるけども、ダメなときは何らかの絵を親は描いてくれているんじゃないかな、って子供も多少は思うんですよ。それが子供にとってはすごい保険になる、って僕は思うな」

今回は、駒田さんの生き様を読み解くキーワードから、駒田さんの子供への愛情のかけ方まで紹介した。

次回はさらに、駒田さんの考える理想的な親としてのあり方について紹介しよう。

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