駒田徳広さんに聞く「体のバランスを保つために大切なこと」:スクスクのっぽくん

プロに聞く! 駒田徳広プロフィール

1962年 奈良県に生まれる 1981年 読売ジャイアンツに入団 1994年 横浜ベイスターズへ移籍 2000年 2000本安打を達成 2000年 現役引退 2005年 東北楽天ゴールデンイーグルス打撃コーチ 現在 解説者などで活躍中。名球会会員。

色々なスポーツをやったほうがいい

1992年に読売ジャイアンツが科学式トレーニングを取り入れたとき、そのトレーニングを専門に行うコーチが、称賛した選手が3人いたという。

桑田真澄さん、篠塚和典さん、そして駒田さんだ。
なぜ、褒められたか。それを紹介していこう。

すくすくトレーニング」で姿勢とバランスのコンディショニングエクササイズを提唱する鶴渕氏が、良い姿勢を保ちながらスポーツを続けることが大切だと日ごろの指導から感じている、と駒田さんに伝えると、駒田さんは口を開いた。

「そうですよね。例えば、良い姿勢で立てて、良い姿勢でウォーキングが出来て、良い姿勢でダッシュが出来ないってことは、前と後の筋肉のバランスが悪い。あるいは、左右のバランスが悪い、上半身と下半身のバランスが悪いからですよね。たとえば、(姿勢が悪い子が野球に取り組んでいたとしても)こっちに飛んできた球もあっちに飛んできた球も、追いかけていって獲れますか、って言ったら、とれないんですよ」

さらに鶴渕氏が、良い姿勢を保つためには、焦って一つのスポーツばかりに取り組むのではなく、様々なスポーツを通して運動神経を鍛えていくことが大切ではないか、という持論を展開すると、駒田さんは「そうなんですよ!」と言って、熱心に語ってくれた。

「バランスをとって、神経的な運動をして…。そこから始めていったほうがいいんです。92年に、ジャイアンツの臨時コーチで、科学式トレーニングをやってくれた方がいたんですよ。僕は、『この子は、田舎の生まれで、田舎の育ちで、幼少のころから木登りとかそういうことをすごくやっていた子たちだった。そのバランスの良さを感じるんです』と言われました」

駒田さんは奈良県で生まれ育ったが、実家があるのは奈良県の中心部ではなかった。
だから、木登りをして遊ぶこともあったし、夏になれば山へ出かけていってクワガタを採りに行き、近所の川で釣りもした。様々な形で体を動かしたからこそ、プロ野球界のエリートが集うジャイアンツにおいても、体のバランスの良さが際立っていたのだろう。

だが、都会で暮らす子供に、当時の駒田さんと同じような生活をしよう!と呼びかけようが、それは絵空事でしかない。

では、当時の駒田さんと同じような暮らしが出来ない子供たちはどうしたら良いのか。
駒田さんの答えは明確だ。

「だから、色々なスポーツをやったほうがいい、って僕は言うんですよ」

与えられた環境を嘆くのではない。与えられた環境で、やれることをやることが大切なのだ。

では、次回からは192cmという身長をほこる駒田さんの背が伸びた秘密について迫っていこう。

インタビュー目次

おすすめインタビューBEST5

「プロに聞く!」インタビュー記事一覧に戻る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
私たちがサポートしています!
成長・発達の専門家
  • 医学博士
    医学博士
    小川登志子
  • 管理栄養士
    管理栄養士
    磯村優貴恵
  • 睡眠改善インストラクター
    睡眠改善
    インストラクター

    鈴木伸彦
  • パーソナルトレーナー
    パーソナルトレーナー
    小澤康祐
お話を伺った方々
  • 岩崎恭子さん
    オリンピック金メダリスト
    岩崎恭子さん
  • 宮間あやさん
    サッカー日本女子代表
    宮間あやさん
  • 佐藤弘道さん
    体操のお兄さん
    佐藤弘道さん
  • 杉山芙沙子さん
    杉山愛の母
    杉山芙沙子さん
  • 小錦八十吉さん
    元大関
    小錦八十吉さん
  • 福西崇史さん
    サッカーW杯日本代表
    福西崇史さん
  • 宮崎大輔さん
    ハンドボール全日本代表
    宮崎大輔さん
  • 俵万智さん
    歌人
    俵万智さん

トップに戻る