五輪・金メダリスト森末慎二さんへのインタビューvol.7:スクスクのっぽくん

プロに聞く! 森末慎二プロフィール

1957年 岡山県に生まれる 1984年 ロス五倫体操、鉄棒で金、跳馬で銀、団体で銅メダルを獲得。 体操選手として活躍し、引退後はニュース番組のスポーツキャスターやバラエティ番組、情報番組に多数出演。ゴルフのシニアプロを目指したり、落語の道を精進したり、体操マンガの原作を手がけたりと、幅広く活躍。 今年からは、九州共立大学の客員教授に就任した。

努力という言葉が嫌いなんです

森末さんは、体操を引退後は、スポーツキャスター、タレント、さらには落語やジャズのボーカリスト、漫画の原作、ゴルフと次々と新しいことにチャレンジしている。その活力は何なのであろうか?

「好きなだけですね。それを実現しやすい環境にいることは確か。落語をやってみたいなと思えば、知りあいに落語家がいて、『じゃあ、やってみれば』となる。単なる趣味で終わるところですが、演芸場で落語をやらせてもらえるから、それなら、稽古はしないといけない。
そんな感じで、自分の心の声に、素直に動いているだけ。環境に恵まれているために、実現できるだけです」

最近では、アテネ五輪のゴールドメダリストの中野大輔選手がいた九州共立大学の客員教授になられた。

「それほど九州まで通えるわけではないので、指導とまではいきません。ただ、体操が強くなるためには、東京の大学でなければという風潮が根強いのです。しかし、中野選手の存在で、「地方にもできる』という意識が生まれた。これはおもしろいことで、それまで大学に集まってきた選手は『自分たちは……』という思いがありましたが、今は『自分たちでも……』という意識に変わってきています。
体操といえば、日体大、筑波、日大がずば抜けていますが、そんな価値観を変えて「九州もあるぞ」というレベルにもっていきたいですね」

森末さんのお話を聞いていると、「心の声に忠実」という、印象を受ける。最後に、それを実現できる秘策を聞いた。

「秘策かどうかわかりませんが、僕は努力という言葉が嫌いなんですよ。努力というのは、本当はやりたくないという気持ちを抑えながらやっているときに出てくる言葉だと思っているんですよ。
確かに、体操をしていたときも、落語やゴルフにしても、ある一定以上のものにもっていくためには、大変な思いはしてきました。でも、好きでやっているわけだから、努力してやるものではないと思っています。
そんな発想だから、今までも、ためらいなく、いろいろなものにチャレンジできたのかもしれませんね」

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