日本サイズに終わらない:スクスクのっぽくん

プロに聞く! 山本郁栄プロフィール

1945年 愛知県生まれ。 日本体育大学に入学と同時にレスリングを始め、7年目の1972年ミュンヘンオリンピックの日本代表となる。 その後、指導者としてクラブチーム、オリンピックコーチに。またアメリカ留学で学んだテーピングを日本に持ち込み、スポーツ医療にも貢献。現在、日本体育大学スポーツ医学研究室教授。

日本サイズに終わらない

のっぽくん
山本美優さん、kid徳郁さん、聖子さん3人を見ていると、人間の器の大きさを感じます。そこには郁栄さんのこだわりが関係しているようですね。
郁栄さん
「このまえkidがインタビューで“小さいときから、父親は、大きいものばかりを与えてくれた”と話していましたが、本当に、すべて巨大なものを与えてきました。
オモチャも巨大なもの。娘たちのぬいぐるみも、徳郁のガンダムも、とにかく、売り場で一番、大きいものを選んで買い与えていました。
それこそレストランも天井が高いところ、とてつもない広いところを選んでいましたし、遊びにいくところも東京タワーや広い海が見渡せる場所などが多かったですね」
のっぽくん
それはどのような理由ですか?
郁栄さん
「私が若いときにアメリカに行った経験からです。日本以外のサイズをみたときに、それだけで圧倒されてしまった。
子供には、日本サイズにこだわらない人間に育って欲しかったし、人間的にも大きくなれるように、常に大きなものを体験させておこうと思ったわけです」
のっぽくん
3人のお子さんに共通するのが、勝っても奢らず、負けても言い訳せずというアスリートとしての人間性。そこに好感を抱くファンも多いようですね。
郁栄さん
「言い訳をするな、ということは小さいときから嫌というほど伝えてきました。負けたときに言い訳したら、その時点で、本当に負けです。“自分はこれが足りなかったから負けたんだ”と、まず考えることが大切。そして、不平、不満があるなら、そのパワーを次の試合にぶつける。それが人間としての器を大きくさせると思っていました」

山本郁栄さん

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