山形弁研究家のダニエル・カールさんへのインタビュー04:スクスクのっぽくん

プロに聞く! ダニエル・カールプロフィール

1960年 アメリカ・カリフォルニア州生まれ。 高校時代に、奈良県・智弁学園に交換留学生として初来日。 パシフィック大学時代に、関西外語大学に留学。 1981年 大学卒業後、文部省の教育指導主事の助手として山形県に赴人し英語教師に。 その後、通訳・翻訳会社の経営を経てタレントに。流暢な山形弁で人気者になる。 NHK教育『すくすく赤ちゃん』の司会を4年 日本テレビ系『ぶらり途中下車の旅』、TBS系『世界ふしぎ発見』 などに出演。 著書、『ダニエル・カールの国際交流入門』(ぎょうせい刊)、『「超・日本人」のススメ』(ミニワールド刊)など多数。 妻、息子の三人家族。 趣味・特技は、子育て、旅行、映画鑑賞など。

ポジティブシンキングという考え

のっぽくん
ようやく本題に入りますが、「すくすく赤ちゃん」の司会をやられたのは、どういう経緯があったのですか?
ダニエル
ダニエル・カール「すげえ、親バカだったから、その当時、どんな取材でも子供の話しばかりしていたんですよ。うちの子供、夜泣きが酷くてねとか、夜中、乳母車に乗せて・・・・・とか、そんな話ばかり。子育て命だったんですよ。
それで話が来たというか。それまで育児関係の番組は、すべて女性ばかりで、これからの時代は、やっぱり男性も参加しないとダメだと言うことで、僕に話がきたんでしょうね。あとは元教師という肩書きが良かったのかも。
前から子育てには興味を持っていたし、育児本は良く読んでいたから専門知識があったわけではないけど、ある程度の知識はあったんです。」
のっぽくん
「すくすく赤ちゃん」は4年間、司会進行をされたわけですが、日本の子育てについて、どのような感想を持ちましたか?
ダニエル
「昔は、村全体で子供を育てていたでしょう。お祖母ちゃんが育てたり、近所で育てたり。ほんの30年、40年くらい前の話ですよね。その頃は、今に比べたら、親も子育てにはさほど無関心だったかもしれない。そのかわり村全体、社会全体が子供を育てようという意識が高かったと思うんです。
昔だったら、いたんですよね。母さんや姉妹に任せるとか、友だちに任せても安心だった。つまり、任せることができるということは、任せられていることでもあるんです。お互いが交代交代で。
今は核家族で、マンション暮らし。隣に誰が住んでいるか分からない状況。これは母親への負担が大きすぎるかんじがしますね。」

インタビュー目次

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