子供の心に響く公演:身長を伸ばそう!スクスクのっぽくん通信簿

スクスクのっぽくん通信簿

お子様の成長に関わる情報を「スクスクのっぽくん通信簿」として、メールマガジンにて配信しております。
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【スクスクのっぽくん通信簿】vol.253/現在の読者数7,867人
スクスクのっぽくん通信簿
1時間目
担任のつぶやき
「子供の心に響く公演」
2時間目
秋山先生の♪栄養マメ知識
「この時期、気になる食事の話」
ビールがおいしい季節。そこで気になるのが・・・・
3時間目
お子様の成長に役立つ!
「のっぽくんQ&A」
「年をとると、カルシウムの吸収率は下がる?」
4時間目
プロフェッショナルに聞く!
“生きる力”の育て方
「登山家・大蔵喜福」
第3回~まずは、好きなことをやれ!~
「子供の心に響く公演」 ゲストさん、こんにちは!
スクスクのっぽくんです。

先日、築地本願寺に伺いました。
本願寺の敷地内に事務所を構える、(株)マゼルジャパンさんを訪ねるためです。

(株)マゼルジャパンの田村さんは、小さな子供たちに、本物の「寄席」や「ジャズ」を体験してもらうために、「こども寄席」や「こじゃず」を企画・運営されています。

まだ小さな2児の母でもある田村さんは、好奇心の塊のような方で、「自分も楽しめて、かつ子供たちに経験してもらいたいことをやる!」という信念を持って行動されており、少しお話するだけでも、そのパワーに圧倒されます。笑

例えば、寄席やジャズを本職とするアーティストの方々は、プロ意識とこだわりを持っていますので、自分のスタイルを崩すことに抵抗があるのですが、「親と子供が楽しめるように、分かり易く!」という田村さんの情熱に負けて、一緒に様々な工夫をこらしてプログラムを考えるそうです。親しみのあるネタにしたり、劇風にパフォーマンスを考えたり、子供に参加してもらったり、時間を短くしたり、等々。

そして、手軽に来て頂くために「料金は一人1,500円以内」、間近で見てもらうために「会場は狭いところ」というこだわりも持っているため、驚いたことに、満員になっても利益は出ないそうなのです。

私も「こじゃず」を体験させて頂きましたが、ジャズの素晴らしさを肌で感じましたし、本物のジャズメンたちが、わかりやすい形で音楽を伝えようと必死で取り組んでいる姿を見て、とても感動させて頂きました。

私などは、「こんなに素晴らしい公演なのだから、もっと値段を上げて、大きなホールでやれば、収益も出るのに」と思ってしまうのですが、田村さんは「来てもらった人に素晴らしさを実感してもらうために、価格も会場の大きさも変えたくないし、そのためなら赤字でも良い!」とおっしゃいます。笑

会社経営の面からいうと、賛否両論あるかもしれませんが、“本物の文化を、子供たちにわかりやすい形でお伝えしたい”という信念を持って、小さなことをコツコツと積み重ねる姿に心をうたれました。

私は、道元禅師の「照顧脚下」という言葉が好きです。

「はきものをそろえると 心もそろう  心がそろうと はきものもそろう・・・」(以下省略)

何かをしようとするとき、大きく考えようとしてしまいがちですが、実は、一番身近で基本的な部分を大切にすることから、全ては始まるんだよ、という意味が含まれていると思っています。

まさに、田村さんは、はきものをそろえるが如く、陽の当たらないところで、子供たちにコツコツと種をまき続けているような気がします。
そして、公演を見た子供たちが、それぞれ何かを感じ、将来何らかの形で、花を咲かせるのでしょう。

マゼルジャパンさんとの話を終えて、お寺の境内を歩きながら、とても清々しい気持ちになりました。

子供たちの心と体の成長をサポートするスクスクのっぽくんは、微力ながら、マゼルジャパンさんの活動を応援させて頂きたいと思います。

※前回のこども寄席は、満員御礼でした♪
次回の「こども寄席」は、以下の予定です。まだ、若干席がありますので、ご興味がある方はぜひご参加下さい!
http://mazel-japan.co.jp/childeye/

「THEこども寄席vol.3~夏の宴」
8月2日(土)3日(日) 2日連続公演

【開演時間】
午前11時~、午後3時~
【開場時間】
各開演時間の1時間前となります
【場所】
築地本願寺ブディストホール
【入場料】
オトナ1500円、子ども1200円※4歳から中学生まで
(4歳以下でもお席を必要とされる場合は有料となります)
【出演者】
8月2日 春風亭栄助
(9月に真打ち昇進決定! 落語会随一の個性派)
8月3日 春風亭柳朝
(大名跡を引き継いで真打ちとなった、文句なしの表現力の持ち主)
※それぞれに異なる色物(曲芸等)が出演する予定です。
THE こども寄席のホームページはこちら

お知らせ!
先日お知らせしたトムソーヤクラブの自然体験ツアーについて、スクスクのっぽくんのホームページにてお子様たちの体験談をアップ致しました。是非ご覧ください。
トムソーヤ村・南牧の魅力
トムソーヤ村・白州の魅力
トムソーヤクラブ・ツアー概要はこちら

スクスクのっぽくん 担任より
「この時期、気になる食事の話」
ビールがおいしい季節。そこで気になるのが・・・・
暑い日に、飲みたくなるのはビールですね。
ビールは、気温が1℃上がれば、消費量が1%伸びるそうです。暑くなればなるほどおいしくなるのでしょう。

栄養相談では、患者さんのお食事内容以外に、お菓子やアルコールの摂取状況もうかがいます。食事の内容よりもアルコールやお菓子などの嗜好品がその病気に影響を与えていることが大きいからです。

最近はいろんな種類のビールが出ているようで、私のほうが患者さんに教えていただくことも多く、帰りにお酒売り場に寄って、どんなものを飲まれているのかをチェックしたりもします。

『プリン体カット』などの発泡酒も売っているようで、ビールはプリン体に注意が必要なお酒であることがわかります。

そのプリン体とは、どんなものかご存知ですか? 私たちの体は細胞でできています。その細胞の中には核酸というものが入っていて、その材料のひとつがプリン体です。

細胞は毎日新しいものが作られ、古くなった細胞は分解されているので、その時に不要になったプリン体が肝臓で分解され尿酸になります。この排泄がうまくいかないと高尿酸血症といわれ、ひどい場合は痛風になります。

ビールにはこの尿酸の材料になるプリン体が多く含まれるため高尿酸血症の人は控えるようにお話してきました。最近では、お酒のプリン体は気にしなくてもいいという話も聞きます。

しかし、アルコールを飲むことで、尿酸の排泄を悪くすることと、おつまみにはプリン体を含む食品が多いので、適度に楽しむことがオススメです。

また、のどがカラカラで飲むビールはおいしいものですが、尿酸は文字通り尿からしか排泄されませんので、水分は定期的にとり、汗をかいていてもトイレに行くようなぐらいの水分はとっていてください。

1日がんばった自分のご褒美になるビール。おいしく長く飲み続けるためには、適度の休肝日と飲む量に注意して肝臓をいたわりながら楽しみましょう。

秋山里美プロフィール
管理栄養士 病態栄養専門師
数々の著書を執筆し、現在もセミナーや講演などで活躍中!

■ひとこと!
7月21日(月)から25日(金)まで、東京FMの朝6:50?「からだがよろこぶ朝ごはん」でお子さんがお手伝いできるレシピをご紹介します。これから収録に行ってきます!
お子様の成長にとって、カルシウムは不可欠な栄養素ですが、実はお母さんの健康にとっても、欠かせない栄養素であり、カルシウムが足りていない方がたくさんいらっしゃいます。
今週から4回にわけて、お母さんのカルシウム摂取の現状をお伝え致します。

ママとカルシウム特集 その2 「年をとると、カルシウムの吸収率は下がる?」 中高年になると、若い頃よりも胃腸の働きが下がります。これは、カルシウムの吸収率にも影響し、思春期をピークに、加齢とともに低下します。

また、欧米の研究では、高齢者のビタミンD不足がカルシウム吸収に与える影響が重要視されています。ビタミンDは、肝臓や腎臓を経て活性型に変わり、腸のカルシウム吸収を高めます。

加齢により腎臓の機能が弱まったり、外出の機会が少ない高齢者は、日光により皮膚でつくられるビタミンDが減ることから、カルシウム吸収率低下につながると考えられています。

~次回は、「お母さんたちの骨密度の変化」です~
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あの“ドラえもん”と共演した唯一実在する人物。
ヒマラヤなど数々の登山隊の遠征で活躍した登山家でもあり、打ち立てた登頂記録も数多いが、一方で子供たちへ自然の楽しさや素晴らしさを教える伝道師という一面も持っている。
まさに“生きる力”のかたまりという感じの大蔵さんは、どのように幼少期を過ごし、現在はどのような考え方をもって子供たちと接しているのか、お話を伺った。

大蔵喜福さんプロフィール
・1951年 長野県飯田市に生まれる
・1965年 本格的登山を始める
・1971年 ヨーロッパアルプス初挑戦
・1979年 世界初のヒマラヤ縦走登山
・(ダウラギリV~III~II 峰7,000m峰3山縦走)
チョモランマ北壁に2度挑戦。打ち立てた厳冬期最高到達地点記録(8,450m)は、いまだ破る者はない。
マッキンリー18回登頂や、カヌーでの瀬戸内海初横断などユニークな記録も持つ。
多くの登山仲間を亡くした冬の北米大陸最高峰マッキンレーを調査するために気象観測装置を設置し毎年登頂。
貴重なデータを集めた功績で秩父宮記念山岳賞を受賞。日本山岳会自然保護委員会やHAT-Jなどでも理事を務め、山における環境保護の問題にも取り組んでいる。

「まずは、好きなことをやれ! ~教育観の秘訣~」
のっぽくん
子供達に対して、どのように接していらっしゃるのですか?
大蔵さん

小学校の課外授業も受け持っているのですが、私の場合は“まずは、好きなことをやれ!”という考え方ですね。

まずは、興味を持つことが大事ですので、私は自然の中で好きなことをやらせて、見ているだけです。
ただし、好きになったら、それを続けることが大切です。

例えば、山登りが好きになったら、続けていれば、それに関わる仕事につながっていく。
ガイド、登山学校の講師、写真家、作家などもそうですし、山小屋で働いてもいい、山登りに必要な道具に関わってもいいんです。

子供達には、何かに興味を持ったときに、大人になったらそういう選択肢がたくさんあるということを教えてあげたいと思っています
のっぽくん
大蔵さんは、自分自身で道を切り拓いてこられたので、そういう考え方を持てるんでしょうね。
自然の中で、好きなことをできる体験というのは、子供にとって素晴らしい経験だと思います。
大蔵さん

子供たちは、好奇心があるので、みんな試したいんです。
キャンプに行ったら、火遊びもしたいし、夜中に暗闇探検もしたい。

それが危ないからといって、危険なことを全て取り除くと、それを知らない子しか残らないんです。

実は、そのほうがもっと危ない。

そのかわり、子供に好きなことをやらせるには、大人もこれ以上やったら危険だというところを分かってないといけません。

それを分かった上で、見ててあげるだけでいいんです。大人は、子供に目一杯遊べる環境を作ってあげれば、それでいい。

登山家・大蔵喜福
子どもキャンプでのソーメン流しの様子
のっぽくん
どうしても、危ないことを取り除こうとしてしまう気持ちは分かります。
大蔵さん

本当に危険なところを、大人がわかっていれば、そこまではやらせてあげればいいんです。

やっちゃダメなときは、なんでやっちゃいけないのか、ちゃんと説明してあげる。『ここから先は、大人でも怖いから行っちゃダメ』というふうにね。

私の先輩、カヌーの野田知祐さんなんかも、川の危険なところを全てを知り尽くしているので、そこまでいかない範囲であれば、危ないことをどんどんしろ!って言っていますよ。

大人は、子供に対して危ないことを安全に出来るような環境を与えてあげることが一番大切。

危ないことをやったことがない子どもは、自分の危機管理が出来ない大人に育ってしまいます
のっぽくん
大蔵さんが幼い頃に得た経験を、そのまま教育に活かしていらっしゃるような気がします。
大蔵さん

そうですね。登山でもそうなんですが、一番価値があるのは“経験”なんです。

いろんな経験の積み重ねが、全てを可能にする。ある意味、いつも失敗しているやつこそ、ここぞという場面では一番強いかもしれませんね。

特に、私たちは“死”と常に直面しています。死ぬ訓練や、失敗する訓練はできませんので、積み重ねた経験がすべてなんです
~続く~
(文・三村祐輔)

発行人:スクスクのっぽくん
(運営:有限会社ルーティ)
鎌田貴俊
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    岩崎恭子さん
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